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「践祚」とは?即位との違いや践祚の式の流れについて解説!

目次

「践祚」とは?

践祚(せんそ)とは、皇位継承者である皇嗣(こうし)が皇位を継承し天皇の位につくことです。

普段の生活ではあまり聞きなれない言葉ですが、祚という漢字には儀式のときに登る階段、践という漢字は踏むという意味があり、二つの漢字を合わせて儀式の段に上ることを表しています。

践祚には、天皇が崩御なされた場合の諒闇践祚(りょうあんせんそ)と生前に皇位を譲位する受禅践祚(じゅぜんせんそ)の2種類があります。

しかし、現行の皇室典範では「天皇が崩じたときは、皇嗣が直ちに即位する。」とされて、受禅践祚に関しては規定されておりません。

そのため今回の皇位継承に関しては国会による特例法の制定が必要となり、上皇となられた平成天皇が譲位の意志を示されてから3年の月日を要する必要があったのです。

「践祚」と即位の違いとは?

「践祚」と「即位」の違いは、践祚は皇位を継承するための儀式、即位は皇位継承を宣明するための儀式として区別ができます。
 

践祚八咫の鏡、天叢雲の剣、八坂瓊曲玉の三種の神器を継承し皇位につくこと。
即位天皇が皇位につかれたことをあまねく世界中に宣言をすること。

結婚式での「挙式」と「披露宴」の違いのような位置付けとして考えれば理解しやすいでしょう。

しかし、現行の皇室典範では践祚という言葉は使われず、「天皇が崩じたときは皇嗣が直ちに即位」し「皇位の継承があつたときは、即位の礼を行う」と規定されています。

三種の神器を継承する儀式は宗教的な要素が強く反映されるので、政教分離の原則から践祚という表現が現在では避けられる傾向にあると考えられます。

令和元年5月1日(水)の践祚改元奉告祭斎行

践祚改元奉告祭とは、文字通り新天皇に皇位が継承され元号が改められたことを神様に奉告する儀式です。

令和元年5月1日(水)には、多くの神社で「践祚改元奉告祭」が斎行されました。

この中で「改元」とは皇位が継承されることに伴い、元号が改められることを意味し、明治の御代より、一世一元号制度となっています。

しかし現行の憲法に基づいた皇室典範には、実は元号に関する規定はありませんでした。

現在では、元号の制定は政府が決定する事項ですが、1979年以前の元号制定は天皇の勅令事項でした。この法改正は、昭和天皇の死後に元号制度自体がなくなる可能性があったことが背景にあります。

同時に皇室の繁栄と国家安寧祈願を執り行いますが、その他にも、記念の御札を発行する、あるいは記念講演を行うなど神社によって様々な行事が行われました。

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天照大御神

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