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五鈷杵(ごこしょ)とは?弘法大師が持つ仏具の意味や効果について知ろう

目次

「五鈷杵」の使い方

正しい使い方は極秘

密教の強力な仏具である五鈷杵をはじめとした法具の本来の使い方は教団の秘儀です。仏門に入信して、仏法を教える師匠のような存在・阿闍梨(あじゃり)から伝授されることでしか知ることは出来ません。そもそも密教というのは文字化できない秘術や秘儀、真言を口伝で継承していく宗教です。師から弟子に口伝する際も厳格なルールがあり誓約した者だけが継承する資格を持つのだとか。

民間に広まっている使い方

正しい使い方は限られた一部の人にしか継承されない五鈷杵ですが、これほど強力な力を持つのですから身につけ、そばに置いておくだけでも効果を得ることができます。一般の方では自宅に飾る人も多いようです。またSサイズのものを鞄に入れて肌身離さず持ち歩くとさらに効果を得ることができます。

また一般的な民間の使い方として自分の‘気’を安定させるために五鈷杵の両端、五本の刃が丸まっているところを包むように両手で持つという使い方もあります。中央の握りではなく両端を包むように持つというのが重要ですね。両手を繋ぐ五鈷杵を通して気が身体をスムーズに循環します。精神統一の途中で煩悩や邪念が芽生えるのを感じたら中央の握りを片手で持って空間を裂くように振り下ろします。魔を断つと言うことですね。この作業を繰り返し、五鈷杵を通じて自分の精神と向き合います。占い師でいう水晶玉のような存在と考えて良いでしょう。精神状態が安定しないような時、何か悩みを抱えて沈み込んでいる時、五鈷杵を使って自分の精神のメンテナンスをしてみましょう。

「五鈷杵」以外の金剛杵の種類

3種類の金剛杵

金剛杵には独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵の3種類があります。中央に握りの柄があるのは同様ですが両端の刃の数によって、一本のものを独鈷杵、三本のものを三鈷杵、そして五本のものがこれまで紹介してきた五鈷杵になります。独鈷杵は仏様と一つになることを表します。三鈷杵は身口意(しんくい)と言って、身は「行い」、口は「言葉」、意は「心の有り様」の3つの業が仏様にもありのまま伝わることを表しています。そして五鈷杵はご紹介したように5つの仏様の智慧を表しています。中でも一番強力なのが五鈷杵とされています。

金剛杵とよく似た仏具・金剛鈴

金剛杵から派生した仏具として金剛鈴もあります。これは金剛杵の片側は同様の形でもう一方が鈴の形をしています。鈴ではない方の形状で金剛杵と同じく刃の数によって独鈷鈴・三鈷鈴・五鈷鈴の3種類があります。これは鳴らすことで美しい音を響かせます。この音色が仏様を喜ばせ、仏様と繋がる空間に至ることができるとされています。金剛杵と同様に除災招福、魔を退ける力も持っていますが、金剛杵にはない力がもう一つ。こうありたい、こうであってほしいなどの強い思いを現実にするパワーを持っています。五鈷杵と金剛鈴を愛用した弘法大師・空海の奇跡のような伝説は各地に数多く残されています。五鈷杵と一緒に使って更なるパワーをもらいましょう。

まとめ

弘法大師・空海が苦心の末に辿り着いた唐から日本に持ち帰った、真言密教という尊い教え。容易に伝えることさえできないほど強力な恩恵を授かる密教に欠かせない仏具・五鈷杵は、修行僧にとって自分を高め仏様に至るための大切な媒介です。その強力さ故に、私たち民間人が身近に置いておくだけでも素晴らしい効果を得ることができます。魔除け、招福、精神メンテナンス。さらには気功にまで通じる五鈷杵が発するエネルギー。敷居が高く感じていた人も今では気軽にその効果を得ることができます。一度手にとってその五鈷杵のエネルギーを感じてみてください。人生を豊かにするきっかけになるかもしれませんよ。

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天照大御神

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