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「寅の日」とは?
「寅の日」とはお金を招いてくれるといわれている吉日のことで、「金運招来日」とも呼ばれています。
大安(たいあん)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)、天赦日(てんしゃび)など、数種類ある吉日の中で最も金運に効果があるとされる一日です。
今回はその意味や起源、2021年の寅の日カレンダーなどをご紹介します。
意味と金運が良くなるとされる由来
「寅の日」が金運に良いとされるのは古代中国において虎が神聖な動物として扱われていたことが由来となっています。
古来中国で虎は一瞬で長距離を移動して戻ってくる力を持つ神聖な動物だと考えられていました。それだけではなく、災いや邪気を追い払うとも言われていたため、時代の変化と共に「旅行に出かけても無事に帰ってくることができる」と言われるようになり、それが後に「お金を使っても戻ってきてくれる」と捉えられるようになりました。
災いや邪気を追い払い、神聖な動物であると考えられていた虎が金運にいいと言われるようになった由来は二つあります。
一つは虎の毛色が金色ということです。金色は風水でも「富、繁栄、高級感」を表す色のため、虎は金運に縁があるとされています。
二つめは金運・商売繁盛で知られる仏教の神様、毘沙門天(びしゃもんてん)に関係しています。
大昔、毘沙門天が人前に現れた日は必ず「寅の日、寅の刻、寅年」でした。そのことからお寺や神社が毘沙門天と虎を一緒に祀るようになり、金運と結びつくようになりました。
毘沙門天の真言
毘沙門天の真言は
オン ベイシラ マンダヤ ソワカ
です。
これを3回、7回、21回、108回唱えると良いとされています。
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