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自己暗示とは?どういう意味?
自己暗示とは、自分で自分に暗示をかけることです。
暗示とは、人の心へ無意識のうちに、ある意識内容をそれとなく与える刺激を意味します。
つまり自己暗示とは、「あるイメージを自分に思い込ませることにより、それが事実であるかのような心の状態にすること」です。
大事な場面で「失敗できない」という思いから緊張し、自分の100%の力を発揮できなかった経験が誰しもあるでしょう。自己暗示は、その緊張やプレッシャーに立ち向かい、自分の持てる力を全て発揮するために必要な力です。
心理学の面で考える自己暗示
自己暗示を心理学の面で考えると、「言葉を用いて認識や感情に深く働きかけ、自分の意思や行動を支配するもの」となります。
「言葉」は、心理学の面では
- コミュニケーション機能
- 思考機能
を持ちます。
自分の思いを表現し他者に伝える手段として、人間関係を作るために重要な機能と、人間にとってのあらゆる物事を表す言葉を使い、身の回りの全てを理解する機能です。
これは言葉のイメージにより認識を深めることに欠かせず、人の意志を形作り、行動を調整する働きをすることを示します。
このように心理学の面でも、自己暗示は人のコミュニケーションと思考を司る言葉を使い、意思や行動をコントロールするものとなります。使い方によっては、ポジティブな方にも危険な方にも転んでしまうので、注意が必要です。
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