鳥のフンのスピリチュアルな意味とは？
スピリチュアルの世界では鳥のフンが落ちてくることは幸せの前触れとされています。
大抵の人は鳥にフンをかけられたらいやな気分になるでしょう。しかし、スピリチュアル的には幸運は空から降ってくると考えられています。そのため空から自分に向かってフンが落ちてくるということは、空から幸運が舞い降りてくることだと解釈できます。
また鳥のフンが自分につくことを「ウンが付く(運が付く)」と言って幸運が舞い込んでくるサインだとする語呂合わせのような考え方もあり、とても日本人らしい解釈の仕方となっています。
鳩や鶴、フクロウなど鳥は縁起の良い動物として知られている
鳥のフンの中でも鳩や鶴、フクロウのフンが落ちてくると特に縁起がいいとされています。
というのも、鳩は平和を、鶴は長寿を、そしてフクロウは知恵や疲れ知らずであることをそれぞれ象徴してして縁起がいい鳥達です。これらの鳥のフンが落ちてきたら、平和や長寿、知恵などの御利益を受け取ることが出来るかもしれません。
また鳥のフンが縁起の良いものとされている理由は他にもあります。
自分の生活しているところで鳥のフンが落ちてくるということは、鳥達もそこで生活していることを表しており、そこが鳥達にとって居心地の良い場所であることを示しています。そしてそのような場所は人間にとっても居心地がいい場所であることが多いです。
鳥のフンが落ちてくることは、自分を取り巻く環境が鳥にとっても暮らしやすい程ストレスフリーであることを教えてくれているのかもしれません。
鳥は神話において神々の使いとして描かれることが多い
更に鳥は神話の中で神の使いとして登場することも多く、それもまた鳥のフンが縁起物と捉えられる理由の一つになっています。
- 日本神話・・・高天原より国土を作るよう命じられたイザナギとイザナミに国土の作り方を教えたのは、一羽のセキレイでした。このセキレイは日本神話において最初に登場する生き物として重要な存在です。ちなみにセキレイが尾を上下に動かす様子から人間たちは生殖の方法を知り、その結果人間やその他の生き物が地上に栄えていったという伝説は日本神話やアイヌの神話にも存在します。
- ローマ神話・・・雁(ガン)はローマ神話においてジュノーの聖鳥です。
- ギリシャ神話・・・イヌワシはギリシャ神話においてゼウスの聖鳥とされています。
- 古代エジプト・・・ベンヌという神が崇められていましたが、ベンヌはナイル河畔に生息するアオサギをモデルとしています。ベンヌはエジプト神話の始祖とされる存在で、原初、混沌の海から太陽の卵をすくい上げ、それを孵化したことで太陽神が生まれたという言い伝えもあります。
このように西洋では鳥が神と重ね合わせられていたことが窺えます。
車や身の回りに鳥のフンが落ちるのは縁起がいい幸運の証？
車を持っている方の中には、鳥のフンが自分の車に落ちて苦労した経験のある方も少なくないのではないでしょうか。鳥のフンにはタンパク質などが含まれていることもあり、渇いてしまうときれいに取るのは大変です。無理に取ろうとすると車を傷つけてしまうので注意が必要です。
しかし車に鳥のフンが落ちることは、スピリチュアル的には「運転に気を付けて！」というメッセージだと解釈されます。
これは車を運転する場面に危険が潜んでいることの警告です。危険に遭遇する前に気付き、注意して運転することで予期せぬ不幸から身を守ることが出来るのです。
身に降りかかるはずだった災いを避けることが出来るという意味では、車に落ちる鳥のフンは幸運のサインと言えるでしょう。
鳥のフンが気の流れを変える
車や持ち物に鳥のフンが落ちてきたら、洗い流す必要に駆られます。「掃除をする」ことは風水的に気の流れを変えて吉を呼び込む行動ですので、その点でもフンは縁起物といえるでしょう。
また、鳥のフンのなかに植物の種が入っているときもあり、気がついたら庭に見知らぬ植物が生えていることもあります。これもほかの土地から運気を運んできたメッセージと捉えられ、これまで停滞していた気の流れを前向きな方向に変えるパワーが込められています。特に実をつける植物を運んで来たら「努力が実る」ことを意味しますので大吉です。
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