神隠しの真相についての考察
①誘拐または拉致
神隠しにあった人はどれだけ捜索しても見つからないので、犯人によって人為的に拉致、誘拐されたと考える考え方です。
現代において神隠し事件の原因として最も多いのが拉致・誘拐であるとされています。家出以外の失踪が疑われる場合、警察がまず考えるのが拉致・誘拐の可能性です。
しかし犯人とされる人物の痕跡が全く確認できない神隠しの例も当然存在します。
②家出または迷子
神隠しに遭った人が戻ってくるケースの中で多いものに、家出が挙げられます。
また家出した子供などが迷子になって帰ることが出来なくなったために神隠しと思われることもあるようです。
➂殺人事件
何者かに殺害されたのちに隠蔽され、事件が迷宮入りし神隠しとなっているケースも存在します。
岡山県地底湖事件神隠しに事件などは典型的なこのケースでしょう。
④間引き説
日本では昔から食糧難などの事情から自分の親を山に捨てる「姥捨て」という風習がありました。
姥捨ての事実を隠すために神隠しが考えられたともいわれています。
また、神隠しにあう児童が知的障害が多いということも、表には出ませんが、間引きによって葬られ、神隠しという言葉によって隠匿されたケースでしょう。
⑤パラレルワールド・異次元移動説
最もエキセントリックな神隠しの真相として挙げられるのが、「異次元移動説」です。
家出や迷子ではなく、不審者がいた痕跡も全くない状態で行方不明になったのと大きく離れた場所で突如姿を消すという不可解な神隠しの事例が稀にあります。こういう場合に考えられるのが異次元移動説です。
この説では異次元を通ることでパラレルワールドなど別の世界や時代に行ってしまったのではないかと考えます。
世界には様々な超常現象があり、異次元移動説というしかないほど忽然と姿を消す神隠しのケースが存在するので、ありえる話しかもしれません。
まとめ
日本には昔から人が忽然と姿を消してしまう神隠しという現象が存在します。
神隠しの裏には家出や迷子、間引きや事件に巻き込まれたという実態もありました。
現在、年に約1000人ほどの人が行方不明になった後、戻ってくることのない神隠しに遭っています。
この多くは何らかの事件に巻き込まれたケースが考えられますが、本当に不可解な神隠しに遭ったという人も中にはいるかもしれません。
神隠しを考えるとき、現代の科学では証明できない不思議な現象が存在する可能性があることを考えさせられます。
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