神隠しから戻ってきたケース4選
日本には神隠しと思われる事件がたくさん存在しますが、中には神隠しから戻ってきた人もいます。
必ずしも生きて戻ってきたわけではありませんが、神隠しから戻ってきた人について見ていきましょう。
①神隠しから戻ってきたサムトの老婆
神隠しに関する伝説の中でも有名なものの一つにサムトの老婆の話しが挙げられます。
岩手県松崎村のサムトという場所に住んでいた娘は、ある日家の近くの木の下に草履をそろえて残したまま行方不明となりました。
それから30年が過ぎたころ、家族のもとにいなくなった娘が老婆の姿で帰ってきました。
老婆は家族に会いたくて神隠しから戻ってきたといいますが、まもなく山に帰る必要があり去っていきました。
老婆が毎年家族のもとに来るときは嵐になったといいます。
老婆が戻るたびに嵐になるので困った人々はおまじないをかけた石碑を建てる事で、老婆が帰ってこれないようにしました。
この石碑のために、その後老婆が現れることはなくなったといいます。
②盛岡で神隠しに遭い東京で見つかった少女
大正12年、東京にある山道で泣いている少女と出会った男性がいました。
少女は泣くばかりで事情が分からないので、男性は子供と一緒に近くにあった日向和田駅へ行きました。
駅長が少女を調べたところ、当時盛岡で行方不明になっていた少女と同一人物であることが判明しました。
夕方、盛岡で鬼ごっこをしている時に姿を消した少女が次の日に東京で発見されました。
まるで空間をワープしたかのようなこの神隠しはどうやって起こったのか謎のままです。
少女がたった一日で盛岡から東京に来るにはあまりにも距離があるため、天狗による神隠しにあったといわれています。
②お稲荷さんと神隠しにあった少女
かつて新潟県に住む木こりの幼い娘が神隠しに遭い行方不明になったという言い伝えがあります。
少女の両親はお稲荷様を信仰しており、お稲荷様の祠にお赤飯を焚いて備えるなどして、祈りつつ、必死で捜索を続けました。
ある日、両親が何度も探し回っていた場所で娘を発見しました。
少女の肌はキレイで、栄養もよくとれていたといいます。お稲荷様には神隠しにあった人を帰ってこさせる力があるのかもしれません。
➂神隠しから戻ってきた少女
明治時代、千葉県君津市にてかくれんぼをしている少女が突然いなくなり、村人がどこを探しても見つからなくなるという神隠し事件がありました。
少女が消えた一週間ほど後に家の前で立っている少女が発見されたといいます。
少女はかくれんぼをしているとき、突然体に重さを感じてしゃべれなくなり、そのまま氏神様の杉のてっぺんへ持ち上げられたと言います。
「一週間後に返す」という声だけを聞いた少女は意識を失い、目覚めると家の前に戻っていました。
④新興宗教への入信で悩んだ女子高校生の神隠し事件
2013年当時千葉県在住の高校3年生の女子生徒が神隠しにあい、行方不明となりました。
警察が捜索しても見つからなかった女子高生は2か月半ほど後、神社で発見されました。
女子高生は泥で汚れた制服を着て、体が弱った状態で神社にうずくまっていたといいます。
両親からムリヤリ新興宗教への入信をすすめられ、悩んだ女子高生が家出をしたというのが、この神隠しの真相でした。


