「ウィジャ盤」とは?
ウィジャボードとは降霊術を用いて占いをする文字盤
ウィジャボードとは、日本で言う「こっくりさん」と同じく、降霊術を用いて占いをする文字盤を指します。ウィジャ(Ouja)とはフランス語で「はい」を意味するOui(ウィ)と、ドイツ語で「はい」を意味するJa(ヤー)から作られた造語であり、19世紀中盤から始まる、現世の人が死者と交信する事が出来るという「心霊主義(スピリチュアリズム)」を元に作られました。日本の「こっくりさん」の原型とされ、古くから西洋で行われていた「テーブル・ターニング」を元にしたと言われています。「テーブル・ターニング」が行われていた当時はごく普通の人が普通にやっていた遊びの一つでした。
ポイント
- ・ウィジャボードとは「テーブル・ターニング」の一つです。・現世の人が霊界にいる霊と交信することが出来るという「心霊主義(スピリチュアリズム)」の考え方から始まりました。
ウィジャボードの使い方と道具
ウィジャボードはアルファベットや数字が書かれたボードが一つと、文字を指し示す「プランジェット」という器具一つが道具となります。発売された当時は霊魂として会話するために、振り子も使われていたとされています。使い方は日本のコックリさんと同じように「YES・NO・HELLO・GOODBYE」と0~9の数字が書かれた文字盤へ複数の人が囲み、トランジェットに参加者が指を乗せます。テーブルに手を乗せた人が占いたい事を質問し、降りてきた霊がその質問を「YES」か「NO」で答えます。
「HELLO」と「GOODBYE」はコックリさんで言う「鳥居」を指し、霊が降りてきたリ、霊界に帰る時に指し占めします。「Maybe(たぶん)」と書かれているボードもあります。
ポイント
- ・ウィジャボードはアルファベットや数字が書かれたボードが一つと、文字を指し示す「プランジェット」という器具一つが必要・発売された当時は霊魂として会話するために、振り子も使われていた。
ウィジャボードはオートマティスムの一種
ウィジャボード、は自分の存在とは無意識的に行ってしまう現象である「オートティスム」の一種であるとされています。その他にも降霊術を使った占いがありますのでご紹介いたします。
こっくりさん
こっくりさんとは、日本で1960年代に流行した占いの一つで、狐(稲荷)を呼び出して、ウィジャボードのように質問者の質問に、はいかいいえで答える降霊術になります。机の上に、「はい、いいえ」、「鳥居」、「男と女」、「0~9」までの数字、「あ~を」までの五十音を記入した紙を置き、硬貨に複数の人が指を重ね、答えを導きだします。こっくりさんで使われた用紙はすぐさま処分し、浄化が必要になります。
自動書記
かつてイギリスでは複数の人がテーブルを囲み、霊能者がトランス状態になり、霊との交信を行う「交霊会(降霊会)」と呼ばれるものが行われていました。そこで使われていたのが自動書記です。自動書記で書かれた文字は乱雑で判読されないものが多かったようなのですが、中にはあまり知らない言語や古代文字が現れる事もあったそうです。また、中には、霊能者の自らの意思で書き綴るものもあり、日本でも古くから自動書記のことを天界のメッセージとして伝える事があったようです。
チャネリング
チャネラーと呼ばれる霊媒師が霊的存在と交信してそれを相談者に伝えるセッションをチャネリングと言います。霊が憑依して言葉を伝える「イタコ」や「ユタ」も代表的ですね。世界的にはこれらを「シャーマン」と呼び、神霊や精霊、死者などの霊が霊媒師に降霊し、人の相談に乗り、宗教的な儀式を執り行う事を言います。また、最近ではオラクルカード(神託カード)などを使用し、ハイヤーセルフ、精霊や天使からのメッセージを相談者へ伝えるというのもチャネリングの一つです。
神がかり
神がかりとは、日本などを含む東南アジアのシャーマンのことで、激しい動きを行いながらトランス状態を起こし、生者や死者の霊、神霊を呼び寄せて、その霊の言葉を神の言葉を相談者に伝える方法となります。日本では「口寄せ」と呼ばれています。巫女が霊を憑依させ、発する言葉を相談者に伝える方法もあります。東北では「イタコ」、関東では「梓巫女」、九州では「いちじょう」と呼ばれています。
ポイント
- ・オートティスムにはウィジャボードの他に「こっくりさん」、「自動書記」、「チャネリング」、「神がかり」もあります。
まとめ
日本ではこっくりさんが流行した当初、体調不良者や自殺者が出たり、精神的に不安定になった人もおり、それ以来学校でこっくりさんを行う事を禁止にした学校もありました。降霊術を使用して霊を呼ぶ事が出来ますが、素人では霊界に戻すという事が出来ないからです。またウィジャボードに関しても、発売当初より教会関係者や霊媒師が盛んに注意喚起をしていました。「テーブル・ターニング」として、昔ながらにやっている占いではありますが、自己暗示の強さにより精神を蝕む危険性が高いからです。また、素人である私たちが霊界から霊を降霊し、アドバイスをもらうと言う事は、積極的に参加しているとしても無意識で畏敬を避けたい恐怖心が私達にはあり、それが体調不良に繋がるという見解を示している心理学者もいます。体調不良などに陥る前に人生をより良く過ごす為の指標をしっかりと持ち、生きて行きたいものですね。



