月星座とは
一般的に「自分の星座」として認識されているのは誕生日から割り出す太陽星座です。太陽星座とは生まれた時に太陽が位置していた星座のことです。それに対し、月星座とは生まれたときに月が位置していた星座になります。
月星座は太陽星座と同じく牡羊座から魚座までの12星座がありますが、太陽が1カ月かけて1つの星座を移動するのに比べ、月は動きが早く、2~3日で1つの星座を移動します。そのため、出生日によっては月が2つの星座をまたいでいることもあります。自分の月星座を調べる際、出生時間がわかっていれば正確な判断ができます。最近では無料でホロスコープを作成できるサイトもたくさんあるので調べてみてはいかがでしょうか。
月星座が表しているのは、本能的な欲求や感情、潜在意識、インナーチャイルドなど、生まれながらに持っている性格であり、「自分の本質」であると言えます。女性は特に月の影響を受けやすいので、自分の月星座を知り、その欲求を満たすことで、より自分らしい魅力を発揮できるでしょう。
太陽星座とは
星占いに興味がない方でも自分の星座くらいは知っているという方も多いのではないでしょうか。テレビや雑誌の星占いでよく使われる「星座」とは太陽星座のことで、自分が生まれた時に太陽はどの星座にあったかを表しています。太陽星座はホロスコープ(出生図)を使わずに、誕生日だけで簡単に割り出せるので、簡易的な星占いで使われるようになりました。
テレビや雑誌などで見る太陽星座は性格を表しているように思えますが、実際に太陽星座が表すのは「人生を切り開く力」です。その人の生き方や人生において目指す目標、その達成方法などを表しています。
月星座と太陽星座の違い
月星座は「素の自分」、太陽星座は「社会での自分」であると言えます。
月星座は「私」の自分であり、プライベートの顔です。生まれつき備わっている部分で、無意識に現れます。反対に太陽星座は「公」の自分であり、社会に見せる顔です。生きる目的や人生のテーマであり、自分の意思の力で切り開いていくものです。
月星座と太陽星座は「陰と陽」の関係と言えるでしょう。月星座が「陰」、太陽星座が「陽」であり、一人の人間の中の内面的要因と外面的要因を月と太陽を通して理解することができます。
月星座 | 太陽星座 |
プライベート | 社会 |
潜在意識 | 顕在意識 |
感情・センス | 思考・理論 |
女性性 | 男性性 |
一心同体の月星座と太陽星座
月星座と太陽星座は「陰と陽」であり、どちらか一方だけでは成り立ちません。社会的に成功するためには内面的な充実が必要なように、太陽のパワーを存分に発揮するためには、その土台となる月の力が満ちていることが必要です。
社会的な成功ばかり追い求めたけれど、心は満たされず苦しくて悲しい、という状況は太陽と月のパワーバランスが偏っていることを示しています。
月星座によって本当の自分の性格や望みを知り、欲求を満たすことで、太陽星座が示す人生の目標を達成することにもつながります。
月星座と太陽星座で本当の自分を知ろう
今までテレビや雑誌の星占いが当たらない、太陽星座の占いがしっくりこないという人は月星座を見ることをおすすめします。
月星座は「生まれ持っての性格」を表しています。自分の本質を知ったうえで、太陽星座の示す人生の目標に向かうという視点でみれば、納得がいかなかった内容が違う意味を持ってくるはずです。
まとめ 生まれ持っての性格を教えてくれる月星座と太陽星座とは
自分の本質を知るときに、月星座と太陽星座はとても重要な意味があります。生まれ持っての性格や欲求を知ることではじめて、太陽星座の意味が生きてくるとも言えます。
占いは自分の本質を知るツールです。自分の本質とは何か、目指す方向性は何か、自分の中に迷いが生じた時に月星座や太陽星座の特徴を見てみてください。きっとヒントとなるものが見つかるでしょう。
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