神棚のお供え物の配置
神棚に置くお供え物は、特別な物を用意する必要はありません。普段私達が食べている物と同じ物でOKです。神棚に置くお供え物は、一般的には「米」「塩」「水」を、出来れば毎朝供えるのが良いとされています。
米と塩については、白い小皿に盛り、水は朝一番に水道から出た水をお供えします。天然水などをお供えするご家庭もありますが、なければ水道水でも全く問題はありません。ちなみに、神棚に置くお供え物の配置は、神棚の大きさによって変わってきます。
神棚にお供え物を供える時には、三方という台に乗せてお供えしますが、基本的な配置の仕方は、まず米を中央に置き、向かって右側に塩を置き、左側に水を置くのがポピュラーです。配置する場所も大事ですが、水をお供えする時には、すぐに水が飲めるように蓋は取っておきましょう。
お供え物には、優劣がありますので、重要なお供え物ほど、神様に近い場所=中央に置くようにします。ちなみに、米→酒→塩→水の順に順番が付けられます。米を中央に飾るのは、一番重要なお供え物だからなのですね。
神棚のお札を納める順番
神棚にはお札を一緒に祀りますが、お札を納める位置も宮形によって違いがあります。大別して「一社造」と「三社造」の二種類がありますので、両者のお札の配置方法も一緒にご紹介します。
小さな社のような場所=宮形を用意して、納めるのが一般的です。
- 一社造の場合
神棚の一番前に自分の中で一番目の神社のお札を納め、次に二番目の神社のお札を納め、三番目に信じているお札を納めるようにします。一番目の神社は位が最も高い場所になりますので、一社造の場合は、特に順番に気をつけるようにして下さい。
- 三社造の場合
三社造の場合は、一社造とは違い、一番信じている神社のお札を中央にと飾ります。そして、二番目に信じている神社のお札は右側に配置し、三番目に信じている神社のお札は左側になるように設置します。力のある人を指して「右腕」と呼ぶ事がありますが、神社のお札もまた、中央が一番偉くて、右→左の順に順位が付けられているのかも知れないですね。
お札を納める場所は「宮形」と呼ばれますが、安いものから高いものまで、値段はピンキリです。ただ、高い物の方が良いと言う訳ではありませんので、要は気持ちの持ち方次第だと思います。値段が高い宮形を使用しても、毎日お参りしないのでは意味がありません。逆に、値段が安い宮形だとしても、毎日お参りを欠かさないなら、そちらの方が神様にも失礼にあたらないと思います。
神棚の正しい配置方法についてまとめ
最近はマンションでも置く事ができる神棚が増えましたが、持ち家ならともかく、マンションでは配置する場所の向きなどを守るのは難しいかもしれません。ただ、お参りする時の神棚の配置場所などは、あくまでも目安です。それよりも、毎日お参り出来る場所かどうかに注目してみましょう。洋風の部屋に神棚を置くのは少し違和感があるかも知れないですが、最近は洋室に合わせたモダンな神棚も多く登場しています。
部屋のインテリアに合わせて、おしゃれな神棚を飾っても全く問題はありません。何も和式に拘る必用はないのですね。毎日お参りして、日々の暮らしに感謝出来るように、場所を選ぶのも大事な事です。神棚の値段より何より、まずはお参りする人の気持ちが大切です。
毎日気軽に「行ってきます。」と言える存在に神棚がプラスされるとしたら、それもきっと素敵な事ですね。


