三寒四温という言葉の正しい使い方について
俳句を作る際に冬の季語として使用する
「三寒四温」は冬の季語として使われます。日本では、春が近づいてきたときに「三寒四温」が使われるため、普段俳句作りをしていない方からすると、春の季語だと勘違いして使ってしまう場合があるかもしれません。
しかしながら、「三寒四温」は冬の季語です。俳句を作る際、間違えて使ってしまうことがないように気を付けましょう。
手紙の挨拶文
「三寒四温」は、手紙など書面上の書き出しや結びの言葉として用いられます。対面や電話のような会話では、「三寒四温」は使われません。
手紙や書面上で「三寒四温」を使う場合、俳句と同じように冬の季語となりますので、冬の時期に使うようにしましょう。
ニュースや天気
春先になると、ニュースや天気予報で「三寒四温」が聞かれるようになります。ニュースや天気予報の場合、本来の意味である冬には使われません。寒さが和らぎ徐々に暖か差を感じるようにあってきた春先に用いられます。
先物取引のような投資
「三寒四温」は寒気と暖気が交互に訪れることをいいます。この寒気と暖気のときの気温をグラフに表わしてみると、下がったり上がったりしている折れ線グラフが出来上がります。
先物取引のような投資では、暴騰や暴落だけでなく反騰や反発、反落など様々な状況になります。また、株価が上がったり下がったりを繰り返すこともあります。このように上がったり下がったりしている状態をグラフに表わすと、「三寒四温」をグラフにしたときと同じような折れ線が出来上がります。
そのため、株価の上がり下がりの状況を「三寒四温」という言葉に置き換えて説明することがあるのです。
三寒四温の対義語は?
「三寒四温」は、冬から春へ移り変わるときに使われる熟語です。そこで、「三寒四温」と同じようなニュアンスで使われる熟語を紹介します。
- 春寒料峭(しゅんかんりょうしょう):春になり暖かくなったと思っていたが、肌寒さを感じるということ
- 寒の戻り(かんのもどり):暖かい春になったかと思ったら寒気が入り冬に戻ったように感じる
- 花冷え(はなびえ):桜が咲く時期に寒気が入り冷えること
まとめ
三寒四温とは、冬の季語で、3日間の寒さの後に温かい日が4日続くような、寒さと温かさが入れ替わりにやってくるような気候のことを意味します。
日本では三寒四温といえば、春先の2月から3月ごろの気候と考えると良いでしょう。


