天津祝詞の現代語訳
天津祝詞を現代語訳すると、以下のような意味となります。
高天原に住んでおられる、天皇の祖先である尊貴な男女の神様からお生まれになったイザナギノミコトが、筑紫にある日向の橘という所の、小さな水門の側にある阿波岐原という所で、禊を祓っている最中にお生まれになったのが、お祓いをしてくださる神様たちです。
祓戸を守る神々が、すべての悪いことや災いや罪、不浄なものを祓い清めてくださいとお願いさせていただくことを、高天原にいらっしゃる神様たちも、地にお住まいの神様たちも、その他の全ての神様も、斑模様のある天馬が耳を振り立てるようにして、一緒にお聞き入れくださいと、恐れ多くもこの通り申し上げます。
このように天津祝詞は、わたしたちの罪や穢れなどの不浄を払ってくださいと、八百万の神々に呼び掛け、お願い申し上げるという意味の祝詞です。
天津祝詞の奏上の作法
天津祝詞は、紙に書いたものなどを見ながら読むより、暗記して唱えることをおすすめします。紙に書いたものを繰り返し声に出して唱えることで、徐々に暗記できるようになりますので、ぜひ試してみてください。
日常の会話とは全く違う音の長さや発音の仕方があるため、覚えにくいのは仕方がありません。そこで、天津祝詞の奏上場面などを動画でご紹介します。この動画で独特のリズムやテンポを感じるようにすれば、自然に身につき、祝詞との一体感が得られるはずです。
祝詞を唱えるときは、神社や宗派によって奏上時の作法が異なる場合もありますが、最も一般的な作法をご紹介します。
神社でのお参りをする際は、初めに水で口と手をすすぎ清らかにします。
そしてご神殿の前まで進み、次の手順で参拝します。
- 二拝
- 二拍手
- 天津祝詞を奏上
- 一拝
神社で天津祝詞を奏上する際は、他の参拝の方達の迷惑にならないように、真ん中ではなく端によって、少し声のトーンを落した状態で唱えましょう。
そして祝詞を奏上する際は、正しい心を持って、一言一言丁寧に気持ちを込めて唱えることが重要です。


