遥拝とは
遙拝(ようはい)とは、遠く離れた場所に住む神様や仏様を拝むことを意味します。例えば、京都府から三重県にある伊勢神宮を拝礼(はいれい)することも、遙拝です。
遥拝の方法
遙拝の方法は、非常に簡単です。自宅に神棚があるのであれば、神棚を通して遙拝しましょう。神棚がなければ遙拝のみで問題ありません。シーン別の遙拝の方法は以下の通りです。
<神棚がある・屋内の場合>
・神棚に向かって、二礼二拍手一礼
・神様が鎮座している方向に向かって、二礼二拍手一礼
<神棚がない・屋外の場合>
・神様が鎮座している方向に向かって、二礼二拍手一礼
遥拝詞について
遙拝詞は、拝詞の中で遠く離れた場所に鎮座する神様を拝する際に奏上する詞です。神社本庁の包括下(ほうかつか)になる全ての神社が、本宗とする伊勢神宮に対してそれぞれの神社で奏上される祝詞が、遙拝詞にあたります。
遥拝のコツは?
遙拝の際のコツは、遙拝する場所を思い浮かべることです。実際の場所を思い浮かべて遙拝することで、実際にその場所へ行って参拝しているのと同じ状態になります。そのため、思い浮かべずに遙拝するよりも、パワーや効果を実感しやすくなるでしょう。
実際に行ったことの無い場所を遙拝する場合は、写真や動画などで場所を調べてから遙拝して下さいね。
より高い効果やパワーを求めている人は、遙拝の際に祝詞を奏上するのがおすすめです。遙拝詞、もしくは遙拝する場所に祀られている神仏に対応した祝詞がベストですよ。