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大国主神(オオクニヌシノカミ)とは?出雲大社の神のご利益や神話

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優しい心を持ったオオクニヌシには、乱暴者で意地悪な80人の兄神がいました。ある日、因幡にヤガミノヒメ(八上比売)という美しい娘がいることを聞いたオオクニヌシと兄神達は、求婚するために因幡に向かいます。

しかし、オオクニヌシは、兄神達に旅の荷物を押しつけられてしまい、大きく遅れてしまいます。兄神達を追って因幡に向かうオオクニヌシですが、その道中の海岸で、サメに毛皮を剥がされて泣いているウサギを見つけます。

ウサギに話を聞くと、先に出会った兄神達に嘘の治療法を教えられ、傷が悪化したと泣きながら訴えるのです。ウサギをかわいそうに思ったオオクニヌシは、正しい治療法を教えてあげました。すると、ウサギの傷がみるみるうちに治ります。

オオクニヌシに感謝したウサギは、「ヤガミノヒメは、兄神達ではなく、あなたを結婚相手に選ぶでしょう。」と言い、その預言通りにヤガミノヒメはオオクニヌシの求婚を受けました。

「因幡の白兎」の話は、損得を考えない優しさを持ったオオクニヌシが、幸せな結末を迎えています。日本には、「徳」を積むことで幸運が訪れるとされる神道の教えがありますが、「因幡の白兎」は、まさにこの教えを説いている話と言えるのではないでしょうか。

大国主神の国譲り

因幡の白兎の物語後、兄神達に2度殺されながらも蘇ったり、素戔嗚尊に与えられた試練を乗り越えたりと、波瀾万丈の人生を送ることになるオオクニヌシですが、スクナビコノカミ(少名毘古那神)と一緒に葦原中国を造り、治めます。

そんなある日、高天原から使者の天津神(あまつがみ)が降りてきて、葦原中国を天照大御神の子孫へ譲ってくれるよう頼みます。オオクニヌシは自分の息子・コトシロヌシ(事代主)に交渉するよう断りますが、コトシロヌシはあっさりと国譲りを承諾してしまいます。

そこで、今度は葦原中国を賭けて怪力を誇るオオクニヌシの息子・タケミナカタ(建御名方神)と使者のタケミカヅチ(建御雷神)が力勝負をしますが、こちらもタケミナカタが負けてしまい、オオクニヌシは天照大御神の子孫に国を譲ることになります。

結果的に国を譲ることになってしまったオオクニヌシですが、その条件として、「高天原の神々のように、この国に自分が住まう立派な宮殿を建ててほしい。」と高天原の使者に告げます。高天原の使者はそれを承諾し、オオクニヌシが住まうために宮殿を建てました。

その宮殿が出雲大社だと言われています。現在の出雲大社の本殿は高さ約24m。これでも他と比較すると大きな神社ですが、平安時代には高さ48mと現在の2倍はあったという記録も残されています。

また、それより古くは約96mあったという伝承も伝わっています。そして今もなお出雲大社はオオクニヌシを祀る神社としてたくさんの参拝者が訪れます。

大国主神のご利益

多数の日本神話に登場し、多数の神格を持つ大国主神は、以下のようなご利益があります。

  • 縁結び・子授
  • 夫婦和合
  • 医薬・病気平癒
  • 産業開発
  • 交通・航海守護
  • 商売繁盛
  • 養蚕守護
  • 五穀豊穣

大国主神を祀る神社

大国主神は、縁結びの神様として出雲大社に祀られていることが有名ですが、その他にも日本全国の神社で祀られています。ここでは、出雲大社を含め、大国主神を祀る神社を3つ紹介しますので、参拝に足を運んでみてはいかがでしょうか。

出雲大社

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天照大御神

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