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産土神(うぶすながみ)とは?産土神様、氏神様の調べ方、探し方について解説!

目次

産土神(うぶすながみ)とは?

産土神(うぶすながみ)とは自分が生まれた土地を守る神様のことをいいます。

その人が生まれる前から死んだ後までを守る神様で、例え自分が生まれた土地を離れることになっても、一生をかけてその人のことを守ってくれます。

自分が生まれた土地できまる産土神(うぶすながみ)様

産土神とは?生まれた土地で決まる

産土神(うぶすながみ)は、自分が生まれた土地で決まります。受精卵に魂が入る時、あの世の魂を現世につなぎとめる役割をするのが産土神です。

そして産土神は守護霊と同じように、生涯を通じて私たちを守ってくださいます。産土神は、私たちが魂の世界から地球にやってくる時にお世話になった大変恩のある神様なのです。

スピリチュアルの考え方では子供は親を選んで生まれて生まれてくるといいます。天国で、この人の元に生まれたいと私たちの魂が望んだ時、親が住んでいる土地の神様が、この世と私たちの魂との縁を結んでくださるのです。

そんな恩のある神様に対して、感謝をせず、お名前も存じあげないというのでは、運気が上がらなくて当然です。今からでも産土神についてしっかりと勉強し、自分の産土神のお名前がわかるようにしておきましょう。

氏神様とは?

氏神様とは?

一方で氏神(うじがみ)とは、今自分が住んでいる土地で最も格が高いその土地の守り神のような神様であり、その土地に住むものを守る役割を帯びています。

引っ越しなどで土地を離れても、その人のことを守ってくださる産土神とは違い、氏神はその土地に根付いている神様なので、引っ越し先によって守ってくださる神様が変わってきます。

ですので、転居した時の挨拶はもちろん、普段のお参りは自分が住む土地を守る氏神をお参りしましょう。氏神に顔を覚えてもらうことで、よりあなたのことをお守りしてくださります。

また地域のお祭りでは基本的にこの氏神をお祀りしますが、自分の住む地域の氏神を知っていれば、その縁で地域の人とも親しくなれ、氏神の恩恵を受けることができます。

産土神の調べ方 自分の生まれた場所の氏神が産土神

氏神はたいていの場合、住んでいる地域の一番大きな神社なので、調べることは簡単です。

しかし、産土神を調べるのは意外と難しいものです。産土神は自分の生まれた土地で決まるので、ただ一番大きな神社を見つければいいというわけではありません。

ここでは産土神を調べる方法についてご紹介します。

産土神を調べる方法①インターネットで検索

産土神(うぶすながみ)の調べ方・探し方

インターネットで産土神を探す場合、神社庁の以下のサイトで自分が生まれた場所の氏神を祀る神社を探しましょう。その土地を守っている神社(=氏神)がわかります。

この時、基本的には産土神は産婦人科の住所ではなく、生まれてから最初に戻ったお家の住所に依存します。

しかし、神職の方でもここは諸説あるようで、産婦人科の住所氏子地域にある神社が産土神の神社であるという人もいるようです。

このサイトでは生まれてから戻って住んでいた場所が産土神の神社であると考えますが、どうしても気になる場合は、そこの宮司さんに電話で聞いてみると良いでしょう。

産土神を調べる方法②〜神社庁に電話する

インターネットで自分の産土神様を調べることができない場合は、自分の生まれた都道府県の神社庁に電話して聞くという方法もあります。

神社庁とはすべての都道府県に一つずつある神道系の宗教団体で、自分の生まれた地域の神社庁(たとえば群馬生まれなら 群馬の神社庁)へ電話をして、自分の産土神を探している旨を伝えると教えてくれます。

産土神がわからなかった時

上記の方法で万が一産土神がわからなくても大丈夫です。

日本の神様はとてもおおらかであまり細かいことを気にしないので、心の中で「産土神ありがとうございます」と唱えましょう。また神棚があれば神棚に手を合わせて産土神に感謝の気持ちを伝えることも有効です。

神様同士の間にもネットワークがあるので、自分の神棚にお祀りしている神様が代わりにあなたの産土神に気持ちを伝えてくださいます。

 自分の産土神を知っておくことのご利益

産土神様のご利益

繰り返しになりますが、産土神は生まれてから死ぬまで、私たちを守護してくださる神様です。

いわば私たちと精神世界とのつながりそのものである神を大切にすることは、神様に愛される体質の基礎といっても過言ではありません。

自分の産土神を見つけ出し、その存在を意識したり産土神のお守りを身につけると強力な守護を受けるご利益があります。

ここでは具体的に産土神のご利益にあずかる方法についてご紹介します。

産土神に会いに行く

あなたの産土様を探す旅

産土神を調べることができたら、産土神の神社に参拝に行きましょう。

もし産土神を知る機会がなく、生まれて初めて、この世に生を受けてから数十年ぶりにご挨拶に行くとすれば、産土神を通じて自分のルーツを探る旅となり、精神的にも良い影響を及ぼす心の栄養になる旅となるでしょう。

産土神も、自分を守り続けていた存在に気がつき、数十年ぶりに顔を見せに来た人間を好意的に思わないはずがありません。産土神の神社を見つけ出し、これまでの人生をご報告するのもよいでしょう。

また、一度産土神にお参りすると、産土神とつながりやすくなり、より強力に守ってもらうことができます。産土神の神社のお守りやお札はその人にとって特別な効力を持つので、日頃から身につけておくのも良いでしょう。

神棚に産土神を祀り神様とつながりやすくする

神棚に産土神を祀る

産土神様に限らず、神様に助けてもらいやすい体質になるためには、部屋に神棚をお祀りすることです。あまり本格的な神棚でなくても効果はあります。

神棚はいわば神様との通信機です。神棚が部屋にあれば、神様との縁が増強され、そのご利益も大きなものになります。

ただし、くれぐれも神棚は綺麗の掃除を絶やさないようにしましょう。また、榊の木や水もしっかりと取り替え、清潔な状態を保つことは必須です。

神様は清浄な所を好み、不潔な場所には悪魔や浮遊霊が引き寄せられます。

現代ではモダンな神棚など、インテリア的に優れた神棚もありますので、そうしたオシャレな神棚をさりげなくお祀りし、氏神や産土神のお札をお祀りしておきましょう。

産土神がいない世界で子供はできない?

産土神がいない世界では子供はできない?

ここからは余談ですが、たとえば宇宙空間など、産土神となる氏神がいない場所で受精卵ができるとどうなるのでしょうか。

あの世の魂を現世に結びつける働きをする神がいない宇宙空間では、おそらく受精卵に魂は入らず子供はできないのですが、もし万が一宇宙の神が産土神の役割を果たしてしまうと、通常とは違う魂を結びつけてしまいそうです。

SFのようなお話ですが、数百年後の未来、人間が宇宙空間のコロニーで子供をつくるようになるためには、コロニーの中にも新しく神社を建てる必要がありそうです。

科学の発達により精神世界の知識が少しずつ検証されていくのは興味深い現象です。

まとめ〜産土神を調べ、自身のルーツを知る

産土神はあなたがその土地を離れてからも、あなたのことをずっと見守ってくれています。この記事が、あなたを見守ってくれている産土神とはどんな神様なのか、調べるきっかけになれば幸いです。

また自分の産土神がわからないという人でも、生涯を通じてあなたを守っている産土神が必ず存在します。手を合わせるだけでもいいので、日頃の感謝を伝えてみましょう。それだけでも人生が少し、良い方向に動くはずです。

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