大安の日の意味とは?
大安(たいあん)とは、六曜のひとつで、「大いに安し」という意味があります。
大安の日はどんな日?
大安の日は、一日を通して吉となる日です。
何を行うにも最適の日となりますので、葬儀などの不幸事以外は、何をやっても良いという日になります。
しかし大安には、「大いに案ずる」という捉え方もあり、何もしてはいけないという解釈もあります。
大安の日にやってはいけないことは?
大安の日は、何をやるにしても最適の日となる吉日ですので、大安の日に行動を起こそうと考える人も多いかと思います。
しかし、「何をするにも最適の日と言われても、本当に何をやっても良いの?」という疑問もあるかと思います。
ここでは、大安の日に行動する場合の具体例を挙げて、やってはいけないことがあるのかについてご紹介していきます。
大安の日の宝くじ
大安の日に宝くじを買うことは、全く問題ありません。
宝くじ売り場では、大安の日に「大安吉日」などの触れ込みで、宝くじを販売することもあります。
しかし当然ですが、大安の日に宝くじを購入したからと言って、必ず当選するわけではありませんので、あくまでも、ゲン担ぎとして考えるようにしましょう。
大安の日の引越し
大安の日の引越しに関しても、全く問題ありません。
大安の日は、一日を通して吉日となりますので、引越しを行う時間帯についても気にする必要はありません。
しかし、大安の日が吉日であることは広く知られていますので、大安の日は、引越し依頼が集中する傾向にあります。
仏滅も引越しには最適な日となり、大安の前日になりますので、仏滅に引越しを前倒しすることもオススメです。
大安の日の結婚・入籍
大安の日は、何を行うにも最適の日となりますが、特に祝い事に関することが吉とされており、大安の日に結婚や入籍を行うのは、大変良いとされています。
しかし大安の日は、縁起が良いと言うことを多くの人が知っていますので、引越し同様に、結婚式場の予約が取れない可能性があります。
大安の日に結婚式を挙げたい人は、事前に式場のスケジュールを確認して、早めに予約しておくことをオススメします。
大安の日の法事・葬式・通夜
大安の日の法事や葬儀などの不幸事に関しては、凶となります。
絶対にやってはいけないと言うことではありませんが、一般的に大安の日は縁起が良いとされていますので、縁起の良い日に法事や葬儀を行うのはあまり好まれない傾向にあります。
大安の日に法事や葬儀を行う場合は、周囲との関係なども考えた上で、行うようにしましょう。
大安の日の納車・大きな買い物
大安の日の納車や大きな買い物については、全く問題ありません。
大安の日は、縁起が良い日ですので、納車や大きな買い物を行うのには最適の日となります。
しかし、納車に関しては、引越しや結婚式同様に、大安の日に人気が集中しますので、スケジュール的に納車ができない場合があります。
ですので、大安の日に納車を行うのであれば、事前にディーラーの予定を確認し、予約しておくことをオススメします。
大安の日以外の六曜は?
ここでは、大安の日以外の六曜について簡単にご紹介します。
六曜 | 意味 | 吉の時間 | やってはいけないこと |
---|---|---|---|
先勝 | 先んずれば即ち勝つ | 午前中(14~18時は凶) | とくになし |
友引 | 凶事や厄事が友に及ぶ、勝負事は引き分けとなる | 基本的に吉日だが、11~13時まで凶 | 法事・葬式など |
先負 | 先んずれば即ち負ける | 午後 | とくになし |
仏滅 | 仏も滅するような大凶日 | 基本的に凶日だが、新しいことを始めるのは吉 | 結婚式や入籍、大きな買い物 |
赤口 | 「赤舌日」が由来、何もしないほうがいい日 | 午前11時から午後1時までのみ吉 | お祝い事、火事や刃物に注意 |
ちなみに、大安の日以外の縁起が良い日とされる順番ですが、「友引(先勝)→先勝(友引)→先負→赤口→仏滅」となります。
友引と先勝については、順番が入れ替わる説もありますが、基本的に吉日寄りとなっています。
まとめ:大安の日は一日を通して吉日!
大安の日は、六曜の中で最も縁起の良い日とされていますので、物事を行うには最適の日となります。
しかし、不幸事に関しては、一般的に避ける傾向が強くなりますので、その点に関しては少し注意が必要です。
大安の日は、一日を通して吉日となりますので、何か行動を起こすのであれば、大安の日にスケジュールを合わせてみてはいかがでしょうか。