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母倉日とは
母倉日(ぼそうにち)とは、カレンダーに記載されている六曜の内の一つで、慶事を行うのに良いとされる吉日です。特に恋愛にまつわることに関してが良いとされ、結婚式や婚姻の日に最適とされています。
母倉日の意味
母倉日は、母が子を育てるように、天が人を慈しむ日という意味を持ちます。
母倉日の由来と「七箇の善日(ななこのぜんにち)」
母倉日の由来は、江戸時代に使用されていた宝暦暦(ほうりゃくれき)と呼ばれる、太陰太陽暦の暦法(和暦)に関係していまうす。この宝暦暦の吉日であったのが、母倉日です。母倉日は季節と干支によって日が決まっており、春(亥と子の日)・夏(寅と卯の日)・秋(辰と戌と丑と未の日)・冬(申と酉の日)です。それに加えて各季節の土用には巳と午の日が母倉日とされています。
また、母倉日は七箇の善日(ななこのぜんにち)の内の一つでもあります。七箇の善日とは、天赦日(てんしゃび)・神吉日(かみよしにち)・大明日(だいみょうにち)・鬼宿日(きしゅくび)・天恩日(てんおんにち)・月徳日(つきとくにち)と母倉日を合わせた7日間の日の吉日のこと(総称)をいいます。