大日如来のご利益は?
大日如来のご利益とは
真言宗では、「大日如来は全ての根本である」という教えになりますので、大日如来のご利益は多種多様であるとされています。
簡単に言ってしまえば、オールマイティなご利益があると言うことです。
オールマイティと言われると、少し抽象的な感じもしますが、どんなことにもご利益があるのは嬉しいですよね。
大日如来の真言の効果
大日如来の真言の効果とは
大日如来からのオールマイティなご利益を受けるには、真言を唱える必要があります。
真言については、密教経典に様々な記載がありますが、大日如来の真言は「オン アビラ ウンケン バサラ ダト バン」と唱えます。
大日如来の真言を唱えることで、オールマイティなご利益を受けられる他、厄払いなどの効果も得られるとされています。
ちなみに、上記で紹介した「オン アビラ ウンケン バサラ ダト バン」という真言は、金剛界大日如来と胎蔵界大日如来、それぞれの真言を一緒に唱えたものになります。
金剛界大日如来と胎蔵界大日如来の真言は、別々に唱えることで効果が違うとされていますので、参考までにそれぞれの真言と真言の効果について紹介しておきます。
- 金剛界大日如来
金剛界大日如来の真言は「オン バサラ ダト バン」と唱えます。
知識を象徴している金剛界大日如来の真言がもたらす効果は、頭が冴え渡るというものになります。
真言を唱えることによって、頭が冴え、普段見落としていた事実などに気がつくと言った効果が得られるとされています。 - 胎蔵界大日如来
胎蔵界大日如来の真言は「オン ア ビ ラ ウン ケン」と唱えます。
胎蔵界大日如来は、慈愛を象徴しています。しかし効果としては魂の浄化となります。
魂の浄化と慈愛は関係ないように感じますが、魂が浄化することによって、自分や他人に優しくなれる効果があるとされています。
大日如来の真言の唱え方
真言の唱え方とは
大日如来の真言を唱えることで、様々な効果やご利益を得ることができると言われていますが、真言は、適当に唱えても効果が発揮されないこともありますので、覚えておいてください。
真言を唱えるときに気をつけるポイントは、下記のようになります。
・精神統一をして、思いやる心を持つ
大日如来の真言を唱えるときは、心を落ち着かせて、全てのものに対する思いやりを持つことが大切になります。
真言を唱えながら、自分が全てのものに思いやりを持って接しているか対話するイメージで唱えてみてください。
・真言ははっきりと唱える
大日如来の真言を唱えるときは、一音ずつはっきりと唱えることが大切です。
真言を唱えるのが恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、恥ずかしがらずに、はっきりと唱えるようにしてください。
また、大日如来の真言は、口に出さずに心の中で唱えても効果が得られるとされています。
心の中で唱えるときは、心の中で一音ずつはっきりとイメージすることが重要となりますので、精神統一をして、しっかりと真言をイメージするようにしてください。
大日如来の梵字
大日如来の梵字が刻まれたペンダント
仏様である大日如来には、仏様を漢字で表した梵字(ぼんじ)があります。
梵字とは、仏教発祥の地であるインドで使われていた文字のことで、守護神・守り本尊の仏様には、自らを表わす梵字が決められています。
梵字には、それぞれの仏様の真言の効果やご利益がありますので、梵字が刻まれた物を身につけることで、仏様が守ってくれると言われています。
また、守護神・守り本尊とされている仏様についてですが、干支ごとに守護神・守り本尊である仏様が決まっています。
大日如来は、未年と申年の守護神・守り本尊とされていて、梵字は「バン」となっています。
ちなみに、仏様によっては、同じ梵字が使われることもありますので、覚えておくと良いかもしれません。
例えば、子年の守護神・守り本尊とされる千手観音菩薩と戌年・亥年の守護神・守り本尊とされる阿弥陀如来の梵字は、どちらも「キリーク」となっています。
自分の干支の守護神・守り本尊である仏様を覚えて、梵字が刻まれた物を身につけてみてはいかがでしょうか。


