台湾での国慶節(双十節)は、10月10日当日の1日だけで、大型連休になることはありません。そもそも台湾では、祝日自体が少なく、その数は日本の半分程度です。10月10日の国慶節(双十節)では、総統府の前で開かれる大規模なパレードやマスゲームが実施され、総統の演説があります。
〈台湾で行われるイベントとは〉
●パレード
台湾の国慶節ではパレードに儀仗兵の姿も見られる
10月10日の国慶節(双十節)では、三軍の儀仗兵(ぎじょうへい)による大規模パレードが見られます。国慶節のパレードは、忠烈祠(ちゅうれつし:革命で命を落とした英霊を祀った祠)での儀仗兵の交代式とは比べ物にならないほど大規模です。観光で見に行く時は、沿道からではなく高いところから見下ろすとパレード全体の様子が良く見えますよ。良い場所が見つからないときは、沿道で見るよりも台湾国内で流れるテレビ放送で見るほうがベストアングルでパレードを鑑賞できます。
●マスゲーム
10月10日の国慶節(双十節)では、総統府の前でマスゲームを見ることができます。このマスゲームには、政府から要請された台北市の高校生が参加しています。
〈香港やマカオの国慶節の期間は〉
香港の国慶節は10月1日の1日だけです。
国慶節を祝う花火は20分以上続きます。
香港と言えば「100万ドルの夜景」と謳われるヴィクトリア・ハーバーの「シンフォニー・オブ・ライツ」は有名ですが、年に1度しかない国慶節の花火は香港の人にとっては特別イベントです。
マカオの国慶節は世界遺産セドナ広場の山車が印象的です
またマカオでは、国慶節は10月1日と2日の2日間となります。
ポルトガル風の建物と石畳のセドナ広場に中国らしい山車が現れる国慶節の時期は、マカオが中国の特別行政区だということを一番実感できるのではないでしょうか。
〈横浜中華街の国慶節の期間は〉
日本の横浜中華街では10月10日の双十節(国慶節)に獅子舞や双十節のパレードが行なわれています。
お近くにお住まいの方は、双十節(国慶節)のパレードを見に足を運ばれるのはいかがでしょうか。
国慶節についてまとめ
国慶節についてまとめ
中華人民共和国(中国)では国慶節を10月1日とし、中華民国(台湾)では10月10日を国慶日(双十節)と定めています。このように日にちが異なることや由来などの違いから、今でも中華人民共和国と中華民国の深い因果関係を感じられます。
国慶節の間は、中国や台湾国内どの観光地に行ってもかなり混雑しますので、この時期に中国や台湾への海外旅行は避けるほうが良いでしょう。国慶節の雰囲気を味わいたい方は、早い時期から宿泊施設の予約をされることをおすすめします。日本国内であれば横浜中華街のパレードもおすすめです。


