宵の明星とは?日没後の西方に見える金星のこと
宵の明星とは、日没後に西の空に見える金星のことをいいます。
宵の明星の見える時間帯
宵の明星は、夕方の17時から19時頃に見ることができます。
ただし、季節によっては日没の時間が前後しますので、宵の明星を観察したいということであれば、あらかじめ天文台などが発表する時間帯をチェックしておくと良いでしょう。
このように観察できる時間帯が限定されている理由として、金星が地球よりも太陽に近い位置にあることが大きく関係しています。
太陽と距離が近い分、昼間は太陽の光にさえぎられて見えず、また夜間も太陽と同じ方向に動くことから地平線の向こうに沈むため見えない仕組みです。
いわば、太陽と同じ方向に動き、かつ空の明るさにも左右されることから、金星を見ることができるタイミングは夜明け前と日没後に限られます。
さらに宵の明星は1年中観測することができるわけではありません。これについても金星が太陽の内側を公転している影響によるものです。
2019年の宵の明星はいつ?
今年、宵の明星が観察できるのは、2019年11月~2020年6月までとなります。
去年と比べると2ヶ月ほど長く見ることができます。
宵の明星と明けの明星の違い
金星を観察できる時間帯として日没のほかにも、明け方が挙げられます。
そして、明け方の東の空に見ることのできる金星のことを明けの明星といいます。
ここでは宵の明星と明けの明星の違いについて、ご紹介します。
観察できる時期の違い
まず、観察できる時期に大きな違いがあります。
明けの明星は金星が公転する関係で、宵の明星の後の時期に見ることができます。
明けの明星が観察できる時期は、2020年7月~2021年2月となっております。
観察できる時間帯の違い
もう1つ挙げられる違いとして、時間帯があります。
日没後に見ることができる宵の明星とは違い、明けの明星は、明け方の4時~6時頃に見ることができます。
もちろん日没の時間と同じように日の出の時間も季節により異なるため、明けの明星を観察する場合は、天文台などで発表される情報をチェックしておきましょう。
宵の明星の画像一覧
ここでは、実際に画像とともに宵の明星について見ていきましょう。
宵の明星の画像その1:一般的な宵の明星
観察ポイント
- 宵の明星は太陽がまさに沈むころに西の空にはっきり見える
- 太陽が完全に沈み切ったら見えなくなる
宵の明星の画像その2:月と一緒の宵の明星
観察ポイント
- 日によって宵の明星と月を一緒に観察できる
- 宵の明星と月を一緒に観察するには、宵の明星の時期と月齢と天気のチェックが必要
宵の明星の画像その3:三日月形の宵の明星
観察ポイント
- 宵の明星の時期が終わりに近づくと三日月形に見える
- 見かけ上の大きさは小さくなるが、かわりに輝きが増す。
宵の明星の画像その4:富士山と宵の明星
観察ポイント
- 宵の明星と富士山を一緒に楽しむには、宵の明星の時期と天気がポイント
宵の明星についてのまとめ
宵の明星についてのまとめ
- 宵の明星とは、日没後西の空に見える金星のこと。
- 時間帯は、17時~19時頃。
- 1年中見ることができない。
- 時期によっては、月や富士山と一緒に見ることができたり、三日月形に見えたりする。



