心技体の語源
心技体の語源とは「柔術独習書」から
先の項目で、現在使われる心技体は、本来の使われ方や意味と若干違うと言うことを紹介しましたが、そもそも心技体の語源が何か気になる人も多いと思います。
と言うことで、最後に心技体の語源について紹介しておきます。
諸説ありますが、最も有力と考えられている心技体の語源は、古木源之助氏著作の「柔術独習書」で書かれているものです。
つまり、心技体の語源は、柔術から生まれた言葉ですので、武の道を極めるために必要な考え方を指した言葉となります。
また、「柔術独習書」では、「心技体の3項は相互関連しているも」という記述があるので、心技体を分けて考えるのは、そもそも意味がないということになります。
冒頭の項目で紹介した「心・技・体の心が欠けている」というような、ひとつだけを取り上げた使い方は、本来の心技体の意味合いとは大きく異なっていることになります。
とは言え、昔と今では文化や考え方が違ってきていますので、現代の使われ方に合った意味を覚えておく方が良いかもしれません。
ちなみに、心技体が初めて公の場で使われたのは、1953年に柔道家の「道上 伯(みちがみ はく)」氏がインタビューで答えた時と言われていますので、豆知識として覚えておいてください。
ポイント
- 本来は「武道を極めるための指針」として生まれた言葉
心技体についてまとめ
心技体について紹介してきました。
心技体は、本来、武道を極めるための指針として生まれた言葉ですが、現在は、様々なシチュエーションで使われています。
そのため、本来の意味とは違う意味で使われることも多い言葉ですが、根本的には、精神・技術・体力が揃うことによって、最良の結果となることを意味しています。
また、現在は、心技体の3つが揃うことで、充実した豊かな人生を送れるという考え方もありますので、この機会に、自分は心技体が揃っているのかを確認してみるのはいかがでしょうか?
もしかすると、心技体の3つを意識することで、日常生活が良い方向に変化するかもしれませんよ。


