出雲大社の三の鳥居「松の参道の鳥居」
出雲大社第3の鳥居である松の参道の鳥居
3番目の鳥居が「松の参道の鳥居」です。勢溜の鳥居をくぐり、全国的にも珍しい下り参道を通って先にある松の参道の奥にあります。出雲大社の境内にある鳥居では中の鳥居(中間にある鳥居)という位置づけです。「松の参道」にある割に鳥居自体は鉄製となっていますが、周りの樹齢400年を誇る松との組み合わせが実に絶妙で見応えがあります。
さて、松の参道の鳥居については見ること自体はできますが、くぐってその先の道をまっすぐ行くことはできません。実は松の参道には3つの道がありますが、鳥居がそびえる真ん中の道はもともと皇族など高貴な方専用の道でしたが、現在は松の根を保護するために通行禁止とされています。
そのため、この先奥へ進むには両脇の参道を通っていくことになります。
出雲大社の四の鳥居「銅の鳥居」
出雲大社第4の鳥居である銅の鳥居
最後の鳥居が、拝殿のすぐ手前にある「銅の鳥居」です。名前の通り銅でできていますが、建てられたのは江戸時代前期、長州藩主だった毛利綱広(戦国武将毛利元就の子孫)の寄進によります。
ここを過ぎるといよいよ拝殿であるため、あらためて気を引き締めてくぐるようにしましょう。
出雲大社の正しい参拝方法
縁結びなどで有名な出雲大社では独特の参拝の作法が
ここまで4つの鳥居について見てきましたが、実は出雲大社の参拝には独特の方法があります。そして、出雲大社での参拝は鳥居をくぐるところから始まっているといって良いでしょう。
まず、鳥居のくぐり方ですが、正式な作法としては真ん中より少し脇側を通るようにします。これは、真ん中が神様専用の道とされているためです。なお、鳥居をくぐる際には軽く一礼することを忘れないようにしましょう。
次に、2番目の勢溜の鳥居をくぐって下り参道を進む途中、右側に祓社(はらえのやしろ)という小さい社があります。出雲大社へのお参りの際にはここに立ち寄って日ごろの心身の汚れを祓って清めるのが習わしですので、きちんと心がけましょう。そして、その先の松の参道では先ほども触れたように両側の参道を進みます。
最後の銅の鳥居をくぐれば拝殿での祈願ですが、出雲大社の場合は一般的な二礼二拍手一礼ではなく二礼四拍手一礼が正式な作法ですので注意が必要です。
このように出雲大社での正式な参拝の方法は他の神社と異なる部分も多いですので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
出雲大社の4つの鳥居についてまとめ
出雲大社の鳥居は今日も参拝客を見守っている
今回は出雲大社にある4つの鳥居についてご紹介しました。いずれも材質が違うため、出雲大社のお参りの際にじっくり見ながらくぐると、違った視点で出雲大社を楽しむことができます。
また、出雲大社には独特の参拝の作法があるため、この点もしっかり理解したうえでお参りに出かけると、出雲大社に息づく歴史や伝統をかみしめることもできるうえ、よりご利益をいただけるでしょう。
出雲大社の4つの鳥居は今日もまたやってくる参拝客を温かく見守っています、鳥居だけでも見応え抜群といえます。


