ハトホルの書とは何か
集合意識からのメッセージ
ハトホルの書とは、チャネラーでありサウンド・ヒーラー、そして心理療法家でもあるトム・ケニオンが、集合意識「ハトホル」とのチャネリングにより受け取ったメッセージを一冊の本にまとめたものです。2003年に日本語版が出版され、2014年には改訂版として「新・ハトホルの書」が出版されました。
ハトホルの書の中では、次元上昇について何をすべきかが丁寧に語られています。本の中で示されるワークは実践的でありながらとてもシンプルだと評価する意見も聞かれます。改訂版の「新・ハトホルの書」では、ハトホルとのチャネリングから受け取った情報を基に、著者トム・ケニオンのオリジナル「意識の超次元トレーニング」が紹介されています。ワークを実践することで得られる気づきは、やがて次元の上昇へとつながっていきます。
集合意識ハトホルは、シリウスからこの宇宙へとやってきました。高次の存在として、はるかな昔から地球人類の意識(次元)の進化を見守り、古代エジプト人とはハトホル女神として交信し、エジプトを霊的な面から手助けしてきたと語られています。
ポイント
- ハトホルの書とは、集合意識ハトホルからのメッセージをまとめたチャネリング本です。
- ハトホルの書の内容には、次元上昇のためのシンプルで実践的なワークが示されています。
ハトホルが伝える4つの聖なる元素
4つの聖なる元素とは
ハトホルのメッセージによると、地球は4つの「聖なる元素」地、火、水、気(空間)で構成されています。ハトホルの世界には、この聖なる元素にはそれぞれに応じる音があります。
地 | エル(EL) |
火 | カー(KA) |
水 | リーム(LEEM) |
気(空間) | オーム(OM) |
この4つの元素の音、「エル・カー・リーム・オーム」を唱えることによって、自然界は生きているという深淵の領域、あらゆるものの源へとたどり着くことができるようになるとされています。自身を含むあらゆるものに意識があり、その意識の連なりによって物質世界が構成されていることを認識できるようになっていくのです。
ポイント
- 地:エル(EL)
- 火:カー(KA)
- 水:リーム(LEEM)
- 気(空間):オーム(OM)
ハトホルの書に付くメディテーションCD
サウンド・メディテーション
ハトホルの書に付いているCDは、プラーナ管とチャクラを活性化させる5つのサウンド・メディテーションが収録されています。プラーナ管とは実在の器官ではありませんが、人間の背骨の近くにあるとされる、宇宙の生命エネルギーが流れるイメージの管のことです。
「ハトホルの書」と「新・ハトホルの書」ではメディテーションCDの内容が異なっていますが、どちらも音の誘導瞑想により、自己の活性や浄化が行えるようになっていきます。今の自分に必要だと感じるサウンド・メディテーションを体験してみてはいかがでしょうか。
ポイント
- ハトホルの書にはプラーナ管やチャクラを活性化させるメディテーションCDが付いています。
- ハトホルの書と新・ハトホルの書ではCDの内容が違うので、自分が必要と感じるメディテーションを体験すると良いでしょう。
ハトホルの書についてまとめ
人間は動植物とは違い自然と次元上昇がおこるわけではなく、自身の積極的な働きかけが必要といわれています。ハトホルの書では、本のワークを通じ自身が自然界を始めとするあらゆるものとつながりを持つ、本来の自分を取り戻す手助けを行っています。チャネリングによる宇宙からのメッセージ、次元上昇などは詳しくないけれど、瞑想を試してみたいという人にも興味深く読める本なのではないでしょうか。