エクトプラズムとスピリチュアル
幽霊やポルターガイストといったエクトプラズムによる物理的心霊現象は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて唯物論に傾き始めた人間界への霊界からのアプローチでした。しかし量子物理学の台頭により「目に見えない世界の存在」を人間が受け入れられるようになると、霊界のアプローチは物理的心霊現象から精神的心霊現象へと移行していきました。
精神的心霊現象とは、霊界が霊能者の霊体能力を通じて通常では知り得ない情報を伝える現象です。この精神的心霊現象は物理的心霊現象よりも霊的エネルギーを多く必要としないため、より多くの人に霊的世界を認知させることが容易となりました。これが、現代のスピリチュアリズムの流れにつながっていると言えるでしょう。
この精神的心霊現象を通して霊界は人間のスピリチュアルレベルを向上させて、霊的覚醒を促そうとしているのです。
エクトプラズムの画像・動画
心霊実験が多く行われていた19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、多くのエクトプラズムの写真が撮影されました。しかし当時は撮影機材の性能も低く現像技術も不安定であったため、白い煙のような光が映り込んでしまったものも多くあります。
そのため、「口から魂が出ている」とされている写真の多くはフェイクだと言われています。ただし、口から出る魂を写した画像の中にはフェイクとは考えられないものも確実に存在しています。
霊媒ジャック・ウェバーのエクトプラズム写真
この写真は1940年代に活躍した有名な物理霊媒者ジャック・ウェバーのエクトプラズム写真です。
ジャック・ウェバーの心霊実験中は明かりをつけることができませんでした。なぜなら、心霊実験中に明かりをつけることで幽質素が体内に戻ることができず、霊媒者が命を落とすという事件が実際にあったからです。そのため、この口から出る魂を写した写真は赤外線ストロボを使って撮影されました。
エクトプラズムとは? まとめ
エクトプラズムは霊界が人間の霊的覚醒を促すために作り出した物質で、物理的心霊現象を引き起こす媒体となっていました。
スピリチュアリズムがポピュラーになりつつある現代では、エクトプラズムを使った現象で衝撃を与えずとも、霊界からのメッセージが人間に届きやすくなっているということなのでしょうか。毎日の生活の中でふとした拍子に受け取っているかもしれない霊界からのメッセージや教えをしっかり受け取っていきたいですね。


