雷と神様との関係について
日本では古くから雷は神が鳴らすものだと信じられ、畏怖の対象とされると同時に神の恵みとも捉えられていました。しかし雷を神が鳴らすものだと考えるのは日本だけではありません。
ここでは日本や海外の神話の中で神と雷が密接な関係にあったエピソードを紹介します。
雷神
雷神とは日本の民間信仰や神道に登場する雷の神です。鳴神(なるかみ)や雷公(らいこう)とも呼ばれます。
雷神と言えば俵屋宗達の作品である風神雷神図屏風に描かれているものが有名ですが、ここに出てくる雷神は民間伝承による雷神です。
伝承における雷神の始まりは平安時代の貴族である菅原道真であるとされています。菅原道真は死後雷の神となって各地に雷を落とし、混乱をもたらしました。これは朝廷への祟りだと考えられ、のちに道真の魂を鎮めるべく天満天神として祀られることとなりました。
それ以降、伝承の中で雷神は畏れと親しみを込めて雷様と呼ばれるようになり、今に至ります。
雷が鳴り始めたら子供たちに「お腹を出してたら雷様にへそを取られるよ!」というようになったのも、雷神が雷を落とす度に人のへそを取りに来ていたとの言い伝えに由来します。
龍神
天気が不安定な時に現れ、またその姿が龍に似ているとも捉えられることから、スピリチュアルの世界では雷は龍神の化身とも呼ばれています。龍神は雷となって地上の澱んだエネルギーを浄化してくれると考えられています。
人に雷が落ちたら大抵は死に至るのですが、一部では打たれたことで新たな能力が開花するとも信じられています。そのため中には自分から雷に当たりに行って能力を目覚めさせようとするシャーマンもいるようです。
ゼウス
ギリシャ神話における主神・ゼウスは宇宙や天候を支配しているとされる神です。
非常に有名な神であるゼウスには雷神としての一面もあり、ゼウスの主要な武器である雷霆(らいてい・ケラウノス)は一撃で全宇宙を焼き尽くすほどの強烈な雷を放つと言われています。
神話の中にはこのケラウノスが実際に使われ、宇宙が焼き尽くされる場面が登場します。
ゼウス達が誕生する前は地母神・ガイアが全権を握っていましたが、次第にゼウスが権力を持ち始めたのを快く思わなかったガイアは彼らに戦いを仕掛けます。
最終決戦では史上最大の怪物・テュポンを生み出し、ゼウスとの壮絶な一騎打ちとなりました。その中でゼウスはケラウノスを放ちますが跳ね返されてしまいます。そしてゼウスは一旦敗北するのですが、仲間の助けもあり二度目にして勝利を収めたのです。
雷のスピリチュアルな意味まとめ
雷は時として甚大な被害をもたらす自然災害として捉えられていますが、実はその強烈なパワーには神からのメッセージが込められているのです。
そのメッセージは私達が重大な変革を迎えることを告げており、そのために現状を取り巻く何かを根本から変える必要があることを伝えてくれています。
- 雷の持つスピリチュアルな意味は「変革の時の訪れ」
- 雷が近所や自宅に落ちた時は、何かを根本的に変える必要があることのお告げ
- 雷は古代から日本や海外の神話、伝承の中で神が鳴らすものと信じられてきた


