「種銭」とは?
種銭(たねせん)とは、お金を呼び寄せるための仲間になるお金を指します。
「お金は仲間(同じお金)がいるところに集まってくる」ということを、耳にしたことはありませんか。これから迎え入れるお金に対して、あらかじめ仲間を用意してあげなくてはなりません。
実際に世の中のお金の流れを考えてみると、絶対に迷信だとは言い切れないはずです。
効果
種銭の効果には宝くじ当選や昇給、予想外の収入などがあります。
以下、種銭の効果についてまとめました。
「種銭」の作り方
「種銭」の作り方を硬貨と一万円札に分けてご紹介します。
硬貨の場合
硬貨で種銭を作る場合には、5円玉と115円の2通りあります。
5円玉の種銭
5円玉の種銭で用意するもの
- 自分が生まれた年(または自分の干支と相性の良い発行年)の5円玉
- 赤と白の糸(またはリボン)
- 酢(5円玉が汚れている場合に使う)
115円の種銭
115の数字は古代中国の書物・易経において「龍が天を舞う数字」とされ、天下を取るパワーがあるとされています。
【作り方】
- 黄色またはラベンダー色の紙の上に100円・10円・5円玉を縦一列に並べる
- その色紙で硬貨を包み、糊で封をする
- 115円が入った包み紙を21日間、家の中央または北に保管する
封筒に、八角形などの開運に効果があるとされる模様を描くこともおすすめです。
また「黄色=金運上昇」「ラベンダー色=厄払い」の意味があるため、裏に黄色を、表にラベンダー色の紙を用いることで両方の効果を得ることができます。
115円の種銭で用意するもの
- 自分の干支と相性の良い発行年の100円・10円・5円玉
- 黄色またはラベンダー色の紙
- 糊
一万円札の場合
一万円札は日本の紙幣のなかで最大額であることから、さらにお金が増えることをイメージされやすく、最も一般的に種銭として選ばれることが多いです。
硬貨の種銭のように決まった作り方はなく、財布の中に折り曲げずに保管することがポイントです。
しかし、一万円札の選び方には注意が必要で、下記のリストにあったものを選択するようにしましょう。
一万円の種銭で用意するもの
- 新札…汚れは運気低下につながるためきれいな新札がおすすめ
- 紙幣番号の末尾が5…5は寂しがり屋の数字で仲間を呼ぶと考えられる
- 紙幣番号の末尾が9…風水では9は陽の極の最強の数字といわれる
- 紙幣番号に115が入っている…115は強い開運硬貨が期待できる
- 紙幣番号に358が入っている…お釈迦様に縁のある数字(数字は順不同)
- 紙幣番号にxyzが入っている…アルファベットも末尾に行くほど強力と考えられる
- 紙幣番号の末尾が9z…最強の9とzの最強の組み合わせでとてもめずらしい
「種銭」をいただける神社を紹介!
「種銭」をいただける神社を4か所、ご紹介します。
大国主神社
和歌山県紀の川市にある大国主神社は、巳を祀った神社で金運のご利益がいただけることで有名です。
主祭神はアマテラスオオミカミとオオクニヌシ、スクナビコナで、境内には市杵島比売神社といい宗像三女神のイチキシマヒメを祀るお社ももあります。
週末においても社務所が閉まっていることがあるようですので、お出かけ前に連絡してみることをおすすめします。
所在地 | 和歌山県紀の川市貴志川町国主1番地 |
電車 | ・岸川線 喜志駅から徒歩7分(559m) ・岸川線 甘露寺前駅から徒歩17分(1.3km) |
バス | ・西貴志コース22 国主会館前バス停から徒歩4分(283m) ・西貴志コース22 国主せせらぎ台上バス停から徒歩5分(325m) ・紀ノ川コミュニティバス 井ノ口バス停から徒歩5分(386m) |
金蛇水神社
宮城県岩沼市にある金蛇水神社は、巳を祀った神社で金運のご利益がいただけることで有名です。
主祭神はミヅハノメとオオクニヌシ、スクナビコナで、境内には金蛇弁財天社といい七福神の弁財天(等身大の八臂弁才天像)を祀るお社ももあります。
こちらの種銭は小さな正方形の包みに「金」という赤い字が書かれており、お守りを授与している窓口にていただけます。
所在地 | 宮城県岩沼市三色吉水神7 |
電車 | 東北本線・常磐線 岩沼駅(駅より車で10分、徒歩40分程度) |
市営バス | 大師線・西部線 ハナトピア岩沼 下車 徒歩10分 |
自動車 | ・東北自動車道 仙台南IC より 25分 ・仙台東部道路 仙台空港IC より 10分 ・仙台東部道路 岩沼IC より 15分 |
種銭初穂料 | お志で(気持ちの分) |
伏見稲荷大社
京都市伏見区にある伏見稲荷大社は、蛇を祀った神社で金運のご利益がいただけることで有名です。
主祭神は稲荷大神とよばれるウカノミタマをはじめとした計5柱で、全国に30,000社あるといわれる稲荷神を祀る神社の総本社です。
こちらの種銭は「お金の源「種銭」」という名でお頒かちされており、社務所にていただけます。なお、郵送でも受け取りが可能なため、詳しくは公式HPをご覧ください。
所在地 | 京都市伏見区深草薮之内町68番地 |
電車 | ・JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩すぐ (京都駅より5分) ・京阪本線 伏見稲荷駅下車 東へ徒歩5分 |
市バス | ・南5系統 稲荷大社前下車 東へ徒歩7分 |
自動車 | ・名神高速道路 京都南インターから 約20分 ・阪神高速道路 上鳥羽出口から 約10分 |
種銭初穂料 | 500円 |
敷津松之宮 大国主神社
大阪府浪速区にある敷津松之宮 大国主神社は、金運アップのご利益がいただけることで有名です。
主祭神はオオクニヌシとスサノオで、境内にはオオクニヌシと同一神とされる七福神の大黒様の像もあります。
こちらの種銭には「商売繁昌 種銭 摂津木津 大國主神社」と書かれており、社務所にていただけます。
所在地 | 大阪府大阪市浪速区敷津西1丁目2-12 |
地下鉄 | 大国町駅(御堂筋線・四つ橋線)下車、徒歩約3分 |
自動車 | 阪神高速1号環状線 なんば出口 下車、約5分 |
種銭初穂料 | 500円 |
「種銭」の交換時期は?
種銭の交換時期は、お守りと同様に一年ごとに交換するとよいとされます。
新しい種銭に変えて、財布の中に新しい風を吹かせましょう。
まとめ
種銭とは、お金を呼び寄せるための仲間になるお金を指し、手作りや神社でいただけることがお分かりいただけたかと思います。
効果についても宝くじに当選したり、競馬で勝利を納めたりなど、多くの人が実感しています。
ぜひあなたも種銭を用意して、お金が引き寄せられる様子を体験してみませんか。