鬼子母神の真言の効果
鬼子母神の真言の効果
鬼子母神は「きしぼじん」と呼ばれることもありますが、正しくは「きしもじん」と言うのが正しいそうです。
真言は「オン・ドドマリ・ギャキティ・ソワカ」で、種子は「ウーン」です。
この真言を唱えることで「盗難よけ」「子供が授かる」「安産になる」などのご利益があると言われています。
元々子供が大好きだった鬼子母神は、改心してからは逆に子供に対するご利益を得られる神様になったと言う事ですね。
真言を唱えると、鬼子母神のご利益に預かれるとの事で、仏教でも法華経の護持の神としても祀られています。
日本にもある鬼子母神のパワースポットでは、お守りや御朱印など、すぐにご利益に預かれる場所もあるのですね。
鬼子母神信仰のルーツ
鬼子母神信仰のルーツ
元々鬼子母神は、インドの夜叉と呼ばれる悪神で、他にも「ハーリティ」「ヤクシニー」「カリティモ」などと呼ばれることもあります。
祀られている像の形からは悪神の陰りも見えなくなっていて、天女の姿をしています。
多くは、左手に子供を抱き、右手に吉祥果(ザクロ)を持っている像として祀られています。
鬼子母神堂で祀られている御尊像は、室町時代にさかのぼり、当時雑司の役にあった山村丹右衛門が掘り出したのが始まりと言われています。
その後像は清められ、今の鬼子母神堂に祀られているのですね。
ある僧侶がこの像を盗み出し、ご利益を得ようとしたら、逆に病気になったと言う事もあり、その地の人達がその祟りを恐れて、東陽坊に戻したなんて話もあります。
安土桃山時代には、鬼子母神の信仰が盛んになったこともあり、稲荷の森に村の人達が銅を建てたことで今日の場所に置かれたとのことです。
昭和35年には、鬼子母神堂は有形文化財として指定されたことで、修理もされ、今では国の重要文化財の一つとなりました。
安産や子安の神様として信仰されている鬼子母神は、前述もしましたが、悪神として恐れられていました。
鬼子母神のルーツはインドになりますが、インドでは数多くの夜叉や悪神がいます。
鬼子母神もその一つですが、もし女神転生というゲームを御存じなら、ヤクシニーという名前も聞いたことがあるかもしれませんね。
改心して神になると言うのは、鬼子母神に限らず、ギリシャ神話などでも度々見かけます。
七福神として有名な大黒天も許しを請い、神になった一例ですね。
また、鬼子母神像は、大きく分けて天女像と鬼女像に分かれます。
ただ、鬼女像と言っても、子供を食べている姿と言う訳ではなく、厳しい顔つきで直立不動に立っているというだけです。
鬼子母神とは、主に法華経で祀られている神様です。
ちなみに「恐れ入谷の鬼子母神」という言い回しとは、当時の人が使っていたユニークな言い回しで、地下鉄の日比谷線入谷駅から100mという意味やJR鴬谷駅東から500Mにひっかけて作られた造語になります。
鬼子母神のパワースポット
鬼子母神を祀っているパワースポットは、全国にもいくつかあります。
御朱印や、お守りがもらえるパワースポットも存在します。
その中でも代表的なパワースポットをご紹介します。
●鬼子母神の大イチョウ
鬼子母神の大イチョウとは、樹齢600年とも700年とも言われるほどの古い樹木で、別名「子授け銀杏(こさずけいちょう)」と呼ばれることもあります。
古くは江戸時代から崇められる樹木で、昔から人々に慕われ、多くの人達にご利益を授けてくれています。
豊島区景観重要樹木ともされていて、周囲の人達からは「鬼子母神の大イチョウ」として慕われています。
●周辺地図はこちらから。
●大黒天
鬼子母神堂のパワースポットなら、雑司が谷七福神の大黒天も有名ですね。
大黒天は、本堂の右手に建っている大黒堂に現在も祀られています。
御朱印ももらえるようなので、一度行ってみるのも良いかもしれません。
大黒天のご利益には「五穀豊穣」「子孫繁栄」などがあります。
七福神ではありますが、前述もしたように、鬼子母神と同じように改心して神となった大黒天なので、境遇は似たような所があるかもしれません。
ただ、大黒天は元々が悪神ではないですし、どちらかと言うと仙人よりかな?とは思います。
周辺地図はこちらから。
ちなみに、「雑司が谷七福神」と言うのは、雑司が谷町の町おこしで始まった企画で、今でも七福神巡りとして訪れる人が多いです。
御朱印がもらえる事もありますが、御朱印が例えもらえなかったとしても、パワースポットとして人気があったでしょうね。
御朱印は有難いお守りでもあります。
お守りがあれば、例え毎日訪れなくてもご利益に預かれます。
今は御朱印もスタンプタイプになっているそうですが、ご利益は確かにありそうです。
そして、大黒天と同じく鬼子母神に関連する七福神には、吉祥天(寿老人の代わり?)がいます。
吉祥天の鬼子母神堂は、文京区目白台2-14にあります。
周辺地図はこちらから。
●武芳稲荷堂
鬼子母神堂のパワースポット最後は、武芳稲荷堂になります。
こちらは、境内に朱色の鳥居が並ぶ姿が圧巻ですが、祀られている倉稲魂命(ウカノミタマ)という神様のご利益は、食物や農業、殖産興業、商業など、産業全体を守ってくれている神様でもあります。
こちらでもお守りはありますので、ぜひ手に入れて持ち歩いてみて下さい。
お守りは、より神の存在を近くに感じ取れるマストアイテムとも言えますね。
周辺地図はこちらから。
鬼子母神のパワースポットは、全国的に見ると少ないです。
ですが、鬼子母神のご利益を得たいと思うなら、ぜひパワースポットを巡って、真言を唱えてみましょう。
女性なら安産祈願、男性なら商売繁盛など、様々なご利益が得られますね。


