鬼子母神を祀る寺院一覧
鬼子母神堂があるのは、神社なの?お寺なの?と思われるかもしれません。
神様と言うと八百万の神がいる神教のイメージもありますし、仏教に帰依することで女神になったのですから、お寺のイメージもありますよね?
実際の所は、鬼子母神堂は、法明寺というお寺のお堂の中にあります。
神社ではないので、お参りする時には手を叩かず、静かに合掌するのがマナーです。
法明寺は、鬼子母神堂の北側にあるお寺なので、鬼子母神堂はお寺の南にあるお堂と言うことになります。
雑司が谷鬼子母神堂は、1561年に掘り出されたと前述しましたが、その後東陽坊(大行院)に預けられました。
その後、1578年に現在の場所に移されました。
本殿には、鬼子母神の縁のある物はもちろんですが「三人歌舞図」「鬼子母神解説図」「大森彦七」「鶴図」など、本当に沢山の絵馬が奉納されています。
それだけ、ご利益を得ようと訪れる人達が多い事が伺えますね。
ちなみに、境内になる駄菓子屋は、昔からある駄菓子屋で、東京では一番古い=最古の駄菓子屋さんと呼ばれています。
鬼子母神堂へのアクセス法は、色々ありますので、一部をご紹介します。
- JR池袋駅の東口から徒歩で15分
- JR目白駅から徒歩で15分
- 都電荒川線の「鬼子母神前駅」から徒歩で5分
- 東京メトロ副都心線の「雑司が谷駅」から徒歩で5分
東京にあるので、都心の方は行きやすい場所にあると言えそうですね。
周辺の地図はこちらから。
鬼子母神の参詣の仕方にも色々作法がありますが、まずは手水などで手や口を清めてから、お線香をつけてお参りするようにして下さい。
重ねて言いますが、鬼子母神は神教の神様ではないので、手を叩いてお参りするのはマナー違反です。
まずは、お寺の境内に貼ってあるお参りの仕方を見てから、正しくお参りしてぜひご利益を得ましょう!
鬼子母神についてまとめ
鬼子母神についてまとめ
鬼子母神は、元々はインドの悪神であったのですね。
インドはお釈迦様が生まれた地でもあるので、お釈迦さまに諭されたと言うのも納得ですね。
我が子が可愛いからと、他人の子供を食べて栄養を取っていた鬼子母神ですが、母親の愛はそれだけ深いものであるとも言えそうです。
ただ、自分の子供の幸せだけを考えて、他人の幸せまでも奪ってしまった鬼子母神は、まさしく悪鬼であったとも言えます。
お釈迦様の教えがあったからこそ、自分以外の親の気持ちもわかるようになった鬼子母神ですが、それだけ深い愛情を持っていたからこそ、現在は安産の守護神として祀られるようになったのでしょう。
インドの神様が、現在は日本にもいると言うのは、考えてみれば不思議なことでもあります。
ですが、日本で有名な七福神もまた、外国出身の神様が多くいます。
恵比寿や弁財天などはその最たる例ですね。
インドから遠く離れた日本でも、鬼子母神のご利益に預かろうと、お参りしている方も多くいらっしゃいます。
人間も過ちを犯すことがありますが、鬼子母神もまた過ちを犯しています。
仏教では、人間一人一人に神が宿っているという考えもあります。
もしかすると、私達も過ちを自ら認め、仏教に帰依することで神様にはなれなくても、近しい存在にはなれるのかもしれません。
子供を食べる悪鬼から、仏教に帰依することで子供の守護神になった鬼子母神ですが、お釈迦様の教えがなければ、守護神には絶対になれなかったでしょう。
仏教に帰依すべきとは言いませんが、何でも教えを請えるような存在があることは、大切なことです。
鬼子母神はお釈迦様に諭されましたが、もしかしたら、あなたの周りにもお釈迦様のようにあなたを見守って、教えを諭してくれる人がいるのかも知れませんね。


