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正信念仏偈とは?正信偈の名でも呼ばれる偈文の意味や内容、読み方を解説

目次

正信念仏偈の内容

正信念仏偈は、前半と後半で内容が変わってきます。

前半は「阿弥陀如来」について述べ、後半は「インド・中国・日本の七高僧」について述べています。

ですが、阿弥陀如来について述べる前に「親鸞聖人の信じる決心」について述べている文章があるため「前半・後半」の二段階ではなく「信じる決心・前半・後半」の三段階に分けた構成で紹介されています。

正信念仏偈の科文

正信念仏偈の科文三段階

  • 一段階-総讃(そうさん)
  • 二段階-依経段(えきょうだん)
  • 三段階-依釈段(えしゃくだん)

正信念仏偈の科文は「総讃・依経段・依釈段」の三段階構成で分けられています。

一段階の「総讃」では、親鸞聖人が阿弥陀如来の教えや願いをしっかりと受け止めて、これからも阿弥陀如来を敬って信じていくという決心が述べられています。

二段階-依経段

二段階で前半を表す「依経段」は3つの内容に分けられ、全て阿弥陀如来について述べています。

内容については下記の表をご覧ください。
 

<前半>依経段の3つの内容
弥陀章
( みだしょう )
阿弥陀如来が菩薩だった頃、優れた誓いを約束して仏になり、全てのものが照らされ救われることが讃えられています。
釈迦章
(しゃかしょう)
釈迦如来は阿弥陀如来の本願(十八願)を説くためにこの世に来たこと、仏の教えを信じる者はどんな人でも救われることが書かれています。
結誡
(けっかい)
依経段の結びの文章で阿弥陀如来の教えは、傲慢な人や間違った考えを持つ人は念仏を信じて受け入れていくことが難しいと書かれています。

三段階-依釈段

三段階で後半を表す「依釈段」では、さらに9つの内容に分けられ、親鸞聖人の恩人である七高僧のことについて述べています。

内容は下記の表をご覧ください。
 

<後半>依釈段9つの内容
総讃
(そうさん)
インド・中国・日本の7人の僧が、釈迦如来が現れた本位を明らかにして、阿弥陀如来の願いが全ての人々の救いになることを教えてくれたと書かれています。
龍樹章(りゅうじゅしょう)南インドにいた龍樹菩薩が、大乗仏教の教えを説き、阿弥陀如来を信じることを述べたことが書かれています。
天親章(てんじんしょう)天親菩薩が「浄土論」を作り、阿弥陀如来の本願や救いを説いたことが書かれています。
曇鸞章(どんらんしょう)曇鸞大師は「浄土論」を授けられ「往生論註」という解説書を作ったことや、どんな人々も信心によって救われることが書かれています。
道綽章(どうしゃくしょう)道綽禅師が、修行ではなく往生浄土の教えが覚りを開く道であることを明らかにしたことや、どんな時代・どんな人であっても本願を信じていれば救われることが書かれています。
善導章
(ぜんどうしょう)
善導大師が仏の教えを明らかにしてくれたことが書かれています。
源信章(げんしんしょう)源信和尚は阿弥陀如来の浄土を人々に勧めたことや、阿弥陀如来の光明が煩悩で見えなくても、阿弥陀如来の慈悲が常に照らしていることを教えていることが書かれています。
源空章(げんくうしょう)仏教を極めた源空上人は、日本に真宗を起こして第十八願を広めたことや、本願を信じることで覚りの世界に入れることを教えたことが書かれています。
結勧(けっかん)依釈段の結びの文で、「無量寿経」を広めてくれた7人の僧が説いたことは、誰であっても救われることだから信じなさいという内容が書かれています。

まとめ

正信念仏偈とは、親鸞聖人の著書「教行信証」に収録されている韻文で、親鸞聖人が信じる阿弥陀如来の教えから始まり、浄土真宗につながる教えを伝えてきた7人の高僧についてのことが書かれています。

阿弥陀如来がどんな時代のどんな人も救ってくれることや、その教えの素晴らしさ、7人の高僧の教えを信じることが救いになることを正信念仏偈を通して見ることができます。

現代にまで語り継がれる教えはこの先も変わらず受け継がれていくことでしょう。

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天照大御神

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