吉祥天とは?美と幸福の神について
吉祥天とラクシュミーの関係
吉祥天とラクシュミーの関係は同一神で、ご利益も同じです。
吉祥天の誕生以前からラクシュミーは、インドにおいてインド神話に登場する女神として知られていました。その存在を仏教を説いたお釈迦様(ブッダ)は知っており、信者たちに「仏を守護する天部という神々のなかにラクシュミーという女神がいる」と伝えたとされています。その後、仏教信者たちにその存在が広まっていく過程で「吉祥天」と呼ぶようになったと考えられます。
信者たちの吉祥天に対する信仰の厚さはお釈迦様(ブッダ)が説いた教えを記録した経典のひとつ、金光明経(こんこうみょうきょう)に残されており、特に吉祥悔過(きちじょうけか)という年始に行われる会合が有名です。その内容は吉祥天を寺院の本堂に祀って数名でお経を読経するというもので、そこで読むお経の名は金剛明最勝王経(こんこうさいみょうさいしょうおうきょう)です。
吉祥天が日本に伝来したのは奈良時代で、仏教の神として伝わりました。その際には鎮護国家のご利益で朝廷から厚い信仰を受け、平安時代に入ると民衆の間でも信仰の広がりをみせて大切にされてきました。
※吉祥悔過(きちじょうけか)は過去のあやまちに対する謝罪の念とともに五穀豊穣を祈ることができます。
吉祥天という言葉の意味
吉祥天のご利益
主に繁栄や幸運を司る神様というイメージの強い吉祥天は、下記のようなご利益があります。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 財運隆昌
- 家内安全
- 開運
- 災難消除
このように繁栄や幸福のご利益は生活のあらゆる場面でいただくことができます。
吉祥天の真言
吉祥天の真言は「おん まか しゅりえい そわか」です。
一般的にこの真言を唱えることで、金運・財運が向上するといわれています。



