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因幡の白兎とは?日本神話に登場する物語のあらすじと意味を解説

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因幡の白兎を祀る鳥取の神社

因幡の白兎に登場したウサギが神様として祀られている神社も実際にあります。それが、鳥取県鳥取市白兎にある白兎神社です。

ご利益としては、因幡の白兎でウサギが大国主大神の助言のおかげで傷が元通りになったというくだりから医療、特に皮膚病の改善の効果があるとされています。

また、この地で大国主大神と八上比売が出会い、その後結ばれたため、縁結びのご利益があることでも有名です。特に縁結びのご利益に関係して、2010年に特定NPO法人地域活性化センターによって白兎神社周辺の白兎海岸は「恋人の聖地」として認定された場所としても知られています。

アクセスはJR西日本鳥取駅から路線バスで約40分乗車し白兎神社前バス停で下車するか、車であれば鳥取自動車道鳥取インターから国道9号線を経由して約20分です。ちなみに、白兎神社のすぐ隣には道の駅として「神話の里白うさぎ」があり、実際に参拝する際にもここに車を停めることになります。

因幡の白兎から得ることができる教訓

因幡の白兎の内容からは「因果応報」や「情けは人の為ならず」などの言葉を感じることができます。

【因果応報】
善い行いからは善い結果が得られ,悪い行いは悪い結果をもたらす
 

良くも悪くも、自分のした行いが形を変えて自分に返ってくることを意味し、 英語では「カルマ」とも言います。

【情けは人の為ならず】
人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味

因幡の白兎のお話は、絵本などにもなっており、言葉では説明するのが難しい上記のような熟語を子供でもわかるようにまとまっています。

大人になっても改めて考えさせられることはたくさんありますね。

因幡の白兎から読み取れる背景

「因幡の白兎」は上記の教訓を示すだけではありません。その物語の背景には当時の情勢を表す「意味」があるという説も存在します。

因幡の白兎が語られている『古事記』には、因幡の白兎が海を渡る為に「和邇(ワニ)」を並べたとしています。古代の出雲ではサメのことを「和邇」と呼び、海神の使いとして扱われていました。

一方、兎は渡来神の象徴として、大陸からも近い出雲や因幡の国では、渡来人も数多くやって来ていたことを意味しているという説も。

上記の説を踏まえて考察すると、出雲地方の現地民(和邇)と交易のあった渡来人(兎)との間で何らかの抗争があったのではないか、という説があります。

ただし、このような節に対してソースになるような文献はなく、『古事記』の神話に隠された意味として、こういった考察もできるかなあというお話です。

このように『古事記』に書かれている神話には、物語以外にも感じ取ることができる背景がたくさんあります。

因幡の白兎についてまとめ

因幡の白兎は、出雲大社の祭神である大国主大神が兄弟とともに因幡の八上比売に求婚しに行く途中でウサギを助け、荷物持ちをした(身分の低い様子が分かる)姿で、しかも他の兄弟より遅れて現れたにも関わらず、八上比売と結ばれたという内容でした。

舞台の場所については古くからいろいろといわれていますが、現在では近くに気多之前や淤岐之島の存在から、鳥取市西部にある白兎神社周辺の地域が有力視されています。そして、白兎神社には物語に登場したウサギが神様として祀られており、ご利益も医療や縁結びで有名です。

今回ご紹介した因幡の白兎のあらすじをきっかけに、縁結びや皮膚病改善のご利益をあずかるため、白兎神社に参拝してみてはいかがでしょうか。

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天照大御神

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