あなたは知っていますか? 神様に歓迎されているサイン
神様に歓迎されているサイン
神様に歓迎されているサインをご存知でしょうか。神社を参拝したときに起こる現象と言われていますが、実は、意外にも多くの方が経験しているようです。
神道においての神様という存在は、自然現象などによる「信仰や畏怖の対象」であり、日本には「八百万の神(やおよろずのかみ):無限にも近い数の神様」が存在していると考えられています。
これだけ多くの神様がいれば、自分と相性の良い神様、反対に相性の悪い神様がいても不思議ではありません。
では、どのように相性の良し悪しを知れば良いのでしょうか。
それは「神様に歓迎されているサイン」を感じることです。神様に歓迎されているサインはさまざまなものがありますので、ひとつひとつ見ていきましょう
神社で、雨や雪、花や木の葉が「降る」
「降る」
神様に歓迎されているサインのひとつに「降る」という現象があります。
参拝中に急に雨が降ってきた、という話もよくありますが、これは神様に歓迎されているサインなのです。神社で降る雨は「禊(みそぎ)の雨」と言われ、穢れ(けがれ)を洗い、身を清めてくれるとされています。特に、神社を出た途端に雨が上がる、という現象は、とても良いサインであると考えられています。
雨のほかにも、雪が降ってきた、風も吹いていないのに木の葉や花が舞い落ちてきた、などの現象も良いサインと考えられます。また、小石がパラパラと落ちてくることもありますが、この現象は「天狗のつぶて」と言われ、天狗からの歓迎のサインだと考えられています。
神社で風が吹く、人払いが起こるのも歓迎のサイン
歓迎のサイン
神様に歓迎されているサインは、「降る」以外にも多数あります。ひとつずつ確認していきましょう。
神社の境内で風が「吹く」ことの意味
「吹く」
神様に歓迎されているサインには「吹く」という現象があります。
神社の拝殿に手を合わせていると、拝殿の奥から心地良い風が吹いてくることがあります。神様が、参拝しているあなたに向けさわやかな風を送ることで、相性の良さを知らせてくれているのです。
御幌(みとばり)や体が「揺らぐ、引かれる」
「揺らぐ、引かれる」
神様に歓迎されているサインには「揺らぐ、引かれる」という現象があります。
拝殿の際に見かける白い薄布飾り「御幌(みとばり)」が風も吹いていないのに舞うように揺らぐことがあります。さらには、御幌が拝殿の内側から外側に揺れたときは「願いを聞いたサイン」、外側から内側に揺れたときは「願いが届いたサイン」であると言われています。
また、境内を歩いているときや参拝中に体が前方へ引っ張られる感じがしたときも、神様に歓迎されているサインだと考えられています。
太陽や虹、動物が「出る」のは良いサイン
「出る」
神様に歓迎されているサインには「出る」という現象があります。
参拝中に、あるいは参拝後に曇空の間から太陽や虹が出た、境内で何らかの動物と出くわした、といった現象です。
神社によっては、神様の化身として猫や鶏、馬などを飼っていることもありますが、いつでも見かけるわけではないのです。動物と偶然に出会うことは日常でも吉兆と考えられており、つばめが軒下に巣を作る、と言った出来事は非常に良い兆しであるとされています。
奉納舞やご祈祷の音が「鳴る」
「鳴る」
神様に歓迎されているサインには「鳴る」という現象があります。
何気なく立ち寄った神社で太鼓や笛の音色が聞こえてきた、たまたま奉納舞やご祈祷などが行われていた、というときは、「あなたも見ていきなさい」という神様のご厚意であると考えられます。
奉納舞やご祈祷は、その様子を眺めているだけでもご利益があるとされています。見終わった後は、必ず「今日はありがとうございました」とお礼をするようにしましょう。
人払いが起こり「落ちつく」のも神様に歓迎されているサイン
「落ちつく」
神様に歓迎されているサインには「落ちつく」という現象があります。
参拝者の多い神社はいつ行っても拝殿前が混み合っているものですが、自分が参拝しようと拝殿前へ足を進めたときにだけ、波を引くように人がいなくなることがあります。これは、神様があなたとゆっくり話をしようと、人払いをしてくれた証拠なのです。気持ちを落ち着かせて、ゆっくりとあいさつをしましょう。
五感で分かる神様が歓迎しているサイン
「五感」
神様に歓迎されているサインには「五感」を通して感じることがあります。
例えば、境内がキラキラと輝いて見える(視覚)、風やお手水が心地良い(触覚)、聞こえてくる音に癒される(聴覚)、何も食べていないのに口の中が甘く感じる(味覚)、何となくお香の匂いがする(嗅覚)などといったことです。
神社を訪れた際にこのようなことを感じたときは、神様に丁寧にあいさつをしましょう。
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