京都 愛宕神社
京都の霊山愛宕山に鎮座する愛宕神社は、全国に約900あるといわれる愛宕神社の総本宮です。本殿にイザナミをはじめとした5柱、火之迦具土神(迦遇槌命)として祀られています。
古くから火伏せ、防火の神社として有名で、京都では当たり前のように愛宕神社の「火迺要慎(ひのようじん)」という火伏札が貼られているそうです。
| 所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1 |
| 電話番号 | 075-861-0658 |
秋葉山本宮秋葉神社
金の鳥居がまぶしい秋葉山本宮秋葉神社は、霊山秋葉山をご神体とする神社です。祭神の火之迦具土神は秋葉山に鎮まる神「秋葉大神(あきはのおおかみ)」とも称されています。
古来から火防(ひふせ)と火本体を信仰し、火災鎮護のほか災害全体にご利益があるといわれています。神社のある場所は、東海一ともいわれる羨望から、観光スポットとしても人気となっている景勝地です。
| 所在地 | 静岡県浜松市天竜区春野町領家841 |
| 電話番号 | 053-985-0005 |
花窟神社(はなのいわやじんじゃ)
伊邪那美と火之迦具土神を祭神として祀っているのは、三重県熊野にある花窟神社です。
神社の名前は、「花を供えて祀った岩屋」という意味で、イザナミの埋葬地から来ています。御神体とされる磐座「花の窟」という巨岩の麓にある、高さ6メートル、幅2.5メートル、深さ50センチの「ほと穴」と呼ばれるくぼみが伊邪那美が埋葬された場所だと伝わります。
これが日本で最初の墓とされるものです。
七里御浜から白石が敷き詰められ、玉垣で囲んだ伊邪那美の拝所があり、その対面にある高さおよそ12メートルの岩が火之迦具土神の墓所とされています。
近隣にある産田神社は、イザナミが火之迦具土神を産み、亡くなったとされる場所です。
花窟神社は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部とされる史跡にもなっていますので、神秘的な空気に触れた人は訪れてみてはいかがでしょうか?
火之迦具土神からのスピリチュアルメッセージ
火之迦具土神の神話やご利益、祀られている神社を紹介してきましたがいかがでしたか?
自らが生まれることで、母を死に追いやり、それが原因で父に殺されてしまった悲劇の主人公のような存在の火之迦具土神ですが、けっして悲しい物語を伝えるだけではありません。
炎は命と例えられることがあります。どれだけ燃え盛ってもいずれ消えてしまう…限りがあるのは命と同じだからです。
火之迦具土神の物語は、火の恐怖と力に屈する心の弱さと同時に、火が新たなものを造り出す力もあることを伝えているように思えます。
読み方によっては、さまざまな意味が見えてくる火之迦具土神の神話は、とても深みのある物語だといってもいいでしょう。


