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羅刹とは?仏教の護法善神?羅刹鬼や羅刹女についても解説!

目次

羅刹とは?仏教の十二天に属する西南の護法善神

羅刹とは

最近ではスマートフォンなどのアプリゲームでキャラクターとして登場する「羅刹(ラセツ)」は、インドの神代時代の鬼神です。鬼神と言われるのでやはり破壊や厳しさを持ち合わせ非常に男性性が強く、守護神になる前は人々を陥れ、捕まえては食べてしまうほど凶悪な鬼でした。

そのため東アジアでは羅刹は鬼神や守護神というよりは、悪魔的な意味合いで非常に恐れられていた時期もあったのです。日本でよく知られている毘沙門天(びしゃもんてん)の眷属となり十二天(じゅうにてん:方角や天地と月日を守る12神)となりました。

羅刹は羅刹鬼とも訳される

羅刹鬼とは

羅刹とは鬼神のグループの中の一人であり、別の名称で羅刹鬼(ラセツキ)とも呼ばれています。その他には速疾鬼(ソクシツキ)や可畏(カイ)などという違う呼び名も持ち合わせていますが、すべて同一の鬼神となります。仏教の中のほかの護法善神同様に多くの名称があります。また羅刹のことを「涅哩底王(ネイリチオウ、ニリチオウ)」とも言います。

  • 羅刹の読みや訳され方

羅刹とは複数の名称の総称です。

羅刹:読みラセツ
羅刹:別称・羅刹鬼(ラセツキ)・速疾鬼(ソクシツキ)・可畏(カイ)・涅哩底王(ネイリチオウ、ニリチオウ)
羅刹:男性の名称【漢字表記】・羅刹娑・羅刹婆【読み】ラークシャサ・ラークシャス・ラクシャーサ・ラクシャス・ラクシャサ・ラクササ
羅刹:女性の名称【漢字表記】・羅刹斯・羅刹私・羅刹女【読み】ラークシャシー・ラセツニョ
  • 羅刹の英語表記

羅刹はインドのサンスクリット(梵) 語「ラークシャサ: Rākṣasa」の音写です。サンスクリット語の英訳はありませんが、古代インド中西部で使われていたパーリ(巴)語「ラッカサ:rakshasa」が英語に訳され英語圏では使われています。

日本語英語表記
羅刹rakshasa

護法善神(ぼほうぜんじん)とは?

護法善神とは

日本では聞き馴染みの少ない言葉である護法善神(ごほうぜんじん)とは。仏法や仏教徒を守る神様にあたります。日本で馴染みがある護法善神は「大黒天」や「弁財天」や「金剛力士」です。鬼神の羅刹も主な護法善神の中の一神となります。

十二天の神々とは?

仏教では天界にいる護法善神12諸尊を十二天と言います。十二天は八天、大地の二天、月日の二天で構成されています。十二天はそれぞれ方角や大地月日を守る神々です。この神々は、元はインド神話の神とバラモン教の神で、仏教ができた時に取り込まれました。羅刹もヒンドゥー教の鬼神ラークシャサでした。仏教に取り込まれて十二天の一尊羅刹天として西南の方角を守っています。羅刹と他11諸尊についてご紹介します。

八天梵名方角
帝釈天(たいしゃくてん)Indra:インドラ
火天(かてん)Aguni:アグニ東南
焔摩天(えんまてん)Yama:ヤマ
羅刹天(らせつてん)Rākṣasa:ラークシャサNirṛti:ニルリティ西南
水天(すいてん)Varuṇa:ヴァルナ西
風天(ふうてん)Vāyu:ヴァーユ西北
毘沙門天(びしゃもんてん)Vaiśravaṇa:ヴァイシュラヴァナ
伊舎那天(いざなてん)Īśāna:イシャーナ東北
大地の二天梵名方角
梵天(ぼんてん)Brahmā:ブラフマー天(上)
地天(じてん)pṛthivī:プリティヴィー地(下)
月日の二天梵名方角
日天(にってん)Sūrya:スーリヤĀditya:アーディティヤ
月天(がってん)Candra:チャンドラ

ポイント

  • 「羅刹(ラセツ)」は、インドの神代時代の鬼神で破壊や厳しさを持ち合わせ非常に男性性が強く、守護神になる前は人々を陥れ、捕まえては食べていた凶悪な鬼でした。
  • 別名「涅哩底王(ネイリチオウ、ニリチオウ)」とも言います。
  • 羅刹は英語で”rakshasa“と書き、「ラッカサ」と読みます。
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天照大御神

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