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そもそも建国記念の日って?
2月の年中行事と聞くと、節分を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし日本人として忘れてはいけないのが建国記念の日です。建国記念の日は国民の祝日の1つで、祝日法によれば「建国をしのび、国を愛する心を養う日」と定められています。別の表現をすれば、国としての日本が誕生したことに思いをはせるとともに、国を愛する気持ちを育むための日というところです。
建国記念の日はいつ?
建国記念の日は毎年2月11日と定められており、ハッピーマンデーに関係なく祝日となります。
ちなみに2月11日は、歴史の教科書でも習う大日本帝国憲法(明治憲法)の発布日にもなっています。
2020年以降の建国記念の日カレンダー
2020年以降の建国記念の日カレンダー | ||
年 | 日程 | 曜日 |
2020年 | 2月11日 | 火曜日 |
2021年 | 2月11日 | 木曜日 |
2022年 | 2月11日 | 金曜日 |
2023年 | 2月11日 | 土曜日 |
建国記念の日の由来は?
建国記念の日は、古事記や日本書紀に記されている神武天皇の即位日が由来です。「建国記念日」という表記もよく見かけますが、正確には「建国記念の日」となっています。
これは歴史上の正確な建国の年月日が明らかではないためです。本来「建国記念日」は建国日が明らかな場合に使われるため、日本の場合は「記念の日」扱いになっています。
戦後間もない時期まであった紀元節がGHQの指導で一度廃止されますが、1950年代ごろから紀元節の復活を訴える声が増え、反対派に配慮しつつ1966年に「建国記念の日」を設ける形でできました。
ポイント
- 建国記念の日は2月に迎える国民の祝日で、建国に思いをはせつつ、国を愛する気持ちを育てる日です。
- 建国記念の日はハッピーマンデーに影響を受けず、毎年2月11日に迎えます。
- 建国記念の日は初代天皇の神武天皇が即位したとされる日が由来です。