国民の祝日「山の日」とは?
2016年1月に「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が施行されてから、日本は祝日の数が増えています。今回は、国民の祝日のひとつである「山の日」について紹介していきます。
山の日は何を祝う日なのか
内閣府のホームページに書かれた国民の祝日法では、山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日とされています。
登山のハイシーズンにあたるので、近所の身近な山や以前から登りたいと思っていた山に登って、自然の偉大さや素晴らしさに触れてみるのもいいですね。また、山の日には全国で山に感謝するイベントが行われています。山岳関係の団体や企業などが企画するイベントをチェックして、参加してみるのも面白そうです。
山の日はいつ?
山の日は毎年8月11日です。
2016年1月に「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が施行されて同年から始まりました。山の日を決める際、13日からのお盆とつなげて連休にすることができる8月12日が有力な候補となっていました。しかし、御巣鷹山(おすたかやま)で日本航空123便墜落事故(1985年8月12日)が起きた日であり、お祝いの日に適さないとし、最終的に前日の11日に決まりました。
2020年の山の日は?
2020年の山の日は8月10日です。
2020年は東京オリンピックが開催されるため、「東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法」による特例が適用されます。東京オリンピックの閉会式は8月9日におこなわれ、翌日の8月10日は混雑が見込まれるため、本来は8月11日となる山の日を8月10日に振替日として変更した経緯があります。
2020年以降の山の日カレンダー | ||
年 | 日程 | 曜日 |
2020年 | 8月10日 | 月曜日 |
2021年 | 8月11日 | 水曜日 |
2022年 | 8月11日 | 木曜日 |
2023年 | 8月11日 | 金曜日 |
ポイント
- 山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日とされています。
- 原則、山の日は8月11日です。
- 2020年の山の日は8月10日です。