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「恵方」とは?
恵方とは吉とする方位のことを指し、現在はその年の歳徳神(としとくじん)や恵方神がいる祟り神のこない方位をいいます。
しかし、古くは歳神 (としがみ) の来臨する方向を指していました。推古天皇の御代、602年10月に中国から陰陽道(おんみょうどう)が伝来してから今日の考え方に至りました。
歳徳神とは?
この神様がいる方位を恵方、または明の方(あきのかた)といい、あらゆることが吉となります。
歳徳神は安倍晴明が編纂したとされる簠簋内伝(ほきないでん)という占い専門の実用書において、牛頭天王の后・頗梨采女(はりさいじょ)として伝えられています。さらに牛頭天王は神仏習合の過程でスサノオと同一神とされたため、その妻・クシナダヒメとも同一神としてみられます。
「恵方」の決め方は?
恵方の決め方は、その年の十干支によって次のように決まります。
| 年の十干 | 西暦年の1の位 | 次の恵方 |
|---|---|---|
| 甲・乙 | 4・9 | 2024年 |
| 丙・丁 | 0・5 | 2020年 |
| 戊・己 庚・辛 | 1・6 3・8 | 2021年 2023年 |
| 壬・癸 | 2・7 | 2022年 |
| 24方位 | 十二支 | 時計法 | 方位角 | 32方位 | 16方位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 甲 | 寅と卯の間 | 2時半 | 75° | 東微北やや北 | 東北東やや東 |
| 庚 | 申と酉の間 | 8時半 | 255° | 西微南やや南 | 西南西やや西 |
| 丙 | 巳と午の間 | 5時半 | 165° | 南微東やや東 | 南南東やや南 |
| 壬 | 亥と子の間 | 11時半 | 345° | 北微西やや西 | 北北西やや北 |
九星気学の生年によって決まる本命星と恵方が重なった場合は、特に大吉となります。
※十干支とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸からなる干支の前につく、生命消長の循環過程を分説したものです。



