恵方巻きの起源・由来は
恵方巻きの起源・由来、普及したきっかけをご紹介します。
起源・由来
恵方巻きの起源・由来にはさまざまな説があり、正確なものはないとされます。
ここではこれまで言い伝えられてきた、主な5つのことをご紹介します。
- 戦国時代の武将が巻き寿司を節分の日に丸かじりし、戦に出陣して勝ったことが起源とする説
- 大阪船場の色街で女性が階段に立って巻き寿司を丸かじりし、願い事が叶ったという故事が起源とする説
- 大阪船場の旦那衆が節分の日に遊女に巻きずしを丸かじりさせ、派手に遊んでいたことを起源とする説
- 幕末から明治時代初め頃、大阪船場で商売繁盛・無病息災・家内円満を祈願しながら食したことを起源とする説
- 江戸時代中頃、漬物入りの巻き寿司を切らずに恵方を向いて食し、縁起をかついだことを起源とする説
普及したきっかけ
恵方巻きが普及したきっかけは1989年で、コンビニ・セブンイレブンの当時OFC(経営アドバイザー)だった野田靜眞(のだしずま)さんにあります。
当時の野田靜眞さんは29歳で広島市にある加盟店7~8店舗を担当し、商品知識や品揃え、店舗運営全般に関する経営のアドバイスをしていました。その中で担当していた加盟店のオーナーと会話をしている際に「大阪には節分の日に恵方巻を食べる風習がある」ということを知り、初耳だったけれど瞬間的に「仕掛けてみよう!」と思ったそうです。
それが1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まることになりました。
恵方巻きの正しい食べ方
恵方巻きの正しい食べ方を3つご紹介します。
恵方を向いて食べる
恵方巻きはその年の恵方(吉方位)を向いて食べます。
恵方は毎年異なるため、注意が必要です。
無言で食べる
恵方巻きは無言で食べます。
現在の恵方巻きは「節分の日の夜に恵方に向かい、願いごとを思いながらまるかじりする」ことが主流になっています。人によっては目を閉じながら、または笑いながら食べるという場合もあります。さらに、太巻きではなく食べやすい大きさにした細巻や手巻き寿司を食す場合もあります。
途中で切らない
恵方巻きは途中で噛み切りません。
最後まで噛み切らずに一気に食べきることで願いごとが叶うといわれます。
まとめ
恵方とは吉方であり、その年の歳徳神という神様や恵方神がいる方位を指すことがお分かりいただけたかと思います。
その恵方は毎年異なり、今年は西南西のやや西です。スマホのコンパスを使用する場合は、255°に合わせるとその方位になります。
ぜひ年に一度訪れるこの日に、恵方巻きを食べながら願掛けをしてみてはいかがでしょうか?


