神話に登場する神様
世界には数多くの神話が残されています。世界がどう創られて、人間がどのように生まれたのかを物語として伝承してきました。
古来の人々は、地球のなり立ちや日々起こる自然現象を、神話を通して学んでいたのです。神々を信仰し、生命や自然に感謝していたのかもしれませんね。
神話は単なる物語としても楽しめますし、想像を超える力を持つ最強の神が登場するのも魅力です。まずは、有名な世界の神話を6つ紹介します。
ギリシャ神話
ギリシャ神話は、古代ギリシャから伝わる神話です。ギリシャ神話最強の神は、全知全能の神と呼ばれるゼウス。オリュンポスの神々最強の力を持った神です。
ギリシャ神話は、カオスから生まれた神々によって天地創造がなされます。その後ゼウスが生まれ、父のクロノスを追放して神の頂点に立ちました。ギリシャ神話の神々は実に人間らしく、嫉妬や憎悪といった感情が描かれているのが特徴です。
北欧神話
北欧神話はノルウェー、スウェーデンなど北欧の国々に伝わる物語です。世界を創造した主神・オーディンが、北欧神話最強の神といえるでしょう。
北欧神話ではまず、巨人ユミルが生まれます。そこからブーリという神が生まれ、オーディンも誕生しました。オーディンはユミルを殺し、その体で大地や山、海を作ったのです。その後、雷神トールの活躍や、悪神ロキの孤立、ラグナロク(世界の終末)が描かれます。