カエルのスピリチュアルな意味とは?
蛙(カエル)のスピリチュアルな意味は「前進」です。
蛙は並外れた跳躍力を誇りますが、前にしか跳びません。そのような特徴から常に前に進むというポジティブな意味を持ち、仕事運や勝負運を上げてくれる存在として慕われています。
また蛙という名前は「立ち返る」とも解釈され、「本来の自分に立ち返りなさい」や「本質を見極めなさい」といったメッセージを伝えてくれているとも考えられています。
カエルが家の中に入ってきたときのスピリチュアルな意味
蛙は金運においても味方になってくれる存在で、金運アップのサインを人間に伝えてくれることがあります。
蛙が家の中に飛び込んでくることは、お金も一緒に舞い込んでくることを意味しており、その家庭に大きな富を得るチャンスが近づいてきたことを教えています。
蛙がいきなり家の中に現れたら驚くかもしれませんが、邪険に扱ってはいけません。もし家に住み着いているなら追い出さずにそっと見守ってあげましょう。
カエルは縁起の良い生き物
蛙は世界各地で縁起の良い生き物として大昔から慕われていました。神話などの中でも蛙は良いものを象徴する存在として登場します。
- ギリシャ・ローマ:繁殖力と調和の象徴
- エジプト:生命と繁殖力
- アメリカ先住民:雨と癒し
- ケルト:癒しと浄化
- アジア:幸運
このようにほとんどの地域で蛙は生命力や癒しを象徴する存在です。
蛙は雨が降ると活発になりますが、スピリチュアル的に雨は地球を癒し、浄化するものと考えられています。こうしたことから蛙も浄化の象徴として捉えられるようになったと考えられます。日本でも蛙の鳴き声が風情のあるものとして親しまれてきたのは、蛙に癒しのパワーが秘められているからかもしれません。
お金がかえる~カエルは金運を司る
蛙は日本でも伝統的に縁起の良い生き物として親しまれてきました。
「かえる」という名前から「お金がかえる」「福がかえる」といった意味に捉えられ、金運を上げてくれる存在と考えられています。そのため、財布にカエルのお守りを入れるとお金が舞い込んでくるといわれます。更に「無事かえる」という解釈もされるため、旅の安全を守ってくれる生き物としても慕われているのです。
たくさんの産卵をすることから子孫繁栄の象徴
またスピリチュアル的には蛙には「子守り」という意味も含まれ、子孫繁栄をもたらしてくれる生き物でもあります。蛙が一度に沢山の卵を産むことからこのような意味を持つようになったのです。
また蛙のもつ「子守り」という意味にはもう一つの側面があります。
蛙は基本的に水辺で生活し、雨の日に活発になります。水は全ての命の源ですから、水の周りで生きている蛙はこの世に新らしい何かが生まれるのを待ち、新たに生まれたものを守る役目を担っていると考えられています。
オタマジャクシのスピリチュアルな意味は「変容」
ちなみにオタマジャクシにもスピリチュアルな意味があり、その意味は「変容」です。
蛙は卵から孵る時はオタマジャクシとして誕生します。最初はとても小さな体で水中を世ぐことしか出来ず、蛙とは似ても似つかない見た目をしています。しかし成長するにつれて手足が生え、地上に出られるようになり、最終的には立派な蛙になってピョンピョン飛びます。
オタマジャクシを見たときには、これから自分自身の精神的な成長が起こると考えられ、好機を示唆しています。