生涯独身だった偉人・有名人
歴史上の偉人に生涯独身の人は大勢いる
生涯独身という生き方をする人々が急に増えてきたのは2000年代以降のことですが、それよりも前の時代の人々が生涯独身というものに無縁だったというわけではありません。むしろ、歴史上の偉人や有名人でも生涯独身を貫いた人物はたくさんいます。
ここでは、生涯独身を貫いた人物の中から特に多くの人が名前を聞いたことがある人物を6人(男性・女性それぞれ3人ずつ)をご紹介していきましょう。
生涯独身を貫いた男性
男性の偉人でも生涯独身の人は大勢いる
まずは生涯独身を貫いた男性の偉人から見ていきましょう。ここでは、特に有名な3人の男性についてとりあげてみました。
上杉謙信
毘沙門天に生涯結婚しないと誓った上杉謙信
男性の偉人で、生涯独身を貫いた人物として比較的有名なのが、戦国時代の名将である上杉謙信(1530~78)です。越後(新潟県)の戦国大名で、困っている人々を助けた「義将」として、また甲斐(山梨県)の戦国大名である武田信玄のライバルでもありました。
さて、謙信が生涯独身を貫いた理由もまた戦国史の大きな謎の1つとされていますが、よく言われる説として「生涯不犯(一生結婚しないこと)」を信仰していた毘沙門天に誓っていたというものです。ただし、恋人がいなかったわけではなく、中には結婚まで考えた相手もいました。が、家臣の反対で失恋し、その経験から結婚しないことを誓ったともいわれています。
ライト兄弟(ウィルバー・ライトとオーヴィル・ライト)
家族仲と飛行機作りへの夢中さで生涯独身となったライト兄弟
飛行機の発明者として有名なライト兄弟(兄ウィルバー:1867~1912、弟オーヴィル:1871~1948)も意外なことに兄弟そろって生涯独身を貫いた人物です。彼らが生涯独身だった理由としては、女性との恋愛というのに全く興味がなかったことや、飛行機作りに夢中になりすぎていたというものがあります。特に恋愛に興味がなかったことは、女性にプロポーズを一度もしなかったほどです。
また、ライト兄弟の家庭は非常に家族仲が良かったことでも有名で、そのことが兄弟そろって生涯独身だった一因にもなりました。つまり、恋愛をしなくても家族の中で承認欲求が満たされるために、2人にとっては恋愛というものに興味すら抱く必要がなかったといえます。
アイザック・ニュートン
リンゴの木で万有引力の法則を発見したニュートンも生涯独身だった
木から落ちるリンゴを見て万有引力の法則を見出したことで有名なアイザック・ニュートン(1642~1727)。自然科学の分野で数多くの足跡を残した彼もまた生涯独身を貫いた偉人の1人です。しかも、単に生涯独身だっただけでなく、彼の生涯は性にまつわる記録すら伝わってこないものでした。
加えて、一度も精液を漏らす経験すらしたことがないという逸話があるほどです。彼がここまで性にまつわることに全く縁遠かった背景には、幼少の頃に両親から離されて愛を知らずに育ったことや、常人以上に研究熱心だったことなどが挙げられます。
ただし、結婚はしなかったものの親友と呼べる女性はいました。グラマースクールの学生時代に下宿として入っていた家の養女で、婚約までしたうえに、生涯付き合った仲でした。
生涯独身を貫いた女性
歴史に名を遺した女性にも生涯独身の人は多い
生涯独身を貫いた歴史上の偉人の中には女性も多くいます。ここでは、女性の偉人の中から生涯独身を貫いた3人の人物を紹介していきます。
卑弥呼
卑弥呼も生涯独身だった邪馬台国の女王
邪馬台国の女王である卑弥呼は、歴史の教科書でも日本の古代について学ぶ際に不可欠な人物です。鬼道(呪術)の力で国を治める一方、三国志の時代に入っていた中国に使者を送りました。
さて、彼女も独身だったといわれています。彼女自身はかなり年配の女性であったうえ、彼女のもとに近づくことのできた男性も彼女の食事の世話をする人物や政治的に補佐した弟だけでした。
彼女が結婚しなかった理由としては、呪術の力で国を治める女王である以上、他の男性と交わることができなかった立場が挙げられます。ちなみに、彼女の後を継いだ伊与(いよ)も卑弥呼の一族から選ばれた娘でした。
フローレンス・ナイチンゲール
看護の道を全うするため生涯独身だったナイチンゲール


