弟橘比売命のご利益
弟橘比売命の神格は、海を鎮めた神話から海神の巫女となっています。
ご利益は、以下の通りです。
- 海上安全
- 出世開運
- 縁結び
- 献身
弟橘比売命と日本武尊の神話は、純粋な愛の物語です。
恋人や夫婦で訪れることをおすすめします。
弟橘比売命を祀る神社
弟橘比売命を祀る神社は関東を中心に広がっています。
海を鎮めた伝説が、相模の国もしくは駿河の国といわれていることもありますが、弟橘比売命の死後、東征を続けた日本武尊の進軍したと伝わる場所にもご祭神として祀る神社が多く見られます。
その中から、代表的な3つの神社を紹介していきましょう。
橘樹(たちばな)神社
主祭神を弟橘比売命、相殿神を日本武尊、忍山宿禰を祀っているのが、千葉県茂原市にある橘樹神社です。
日本武尊が、自分の身代わりとなった弟橘比売命の櫛を納めて、橘の木を2株植えたとされる神社です。
社殿裏には、日本武尊が築いたと伝わる弟橘比売命の御陵となっています。
所在地 | 千葉県茂原市本納738 |
電話番号 | 0475-34-2400 |
吾妻神社
神奈川県の二宮町吾妻山公園にある吾妻神社も、主祭神が弟橘比売命です。
橘樹神社と同様に弟橘比売命の櫛、もしくは磯部に流れ着いた小袖と伝わる故事により、この辺り一帯を埋沢(梅沢)と呼ぶようになったといいます。
所在地 | 神奈川県中郡二宮町山西1117 |
電話番号 | 0463-73-1208 |
走水(はしりみず)神社
弟橘比売命と日本武尊の夫婦をご祭神としているのが、走水神社です。
東征の際の御所を建てた場所とされ、夫妻が大切に扱われたことから、日本武尊は自らの冠を村人に与えたと伝わります。
その冠を石櫃(いしびつ)に入れ土中に埋めた上に建てられた社殿が、走水神社の始まりです。
名称の由来は、弟橘比売命が身を投げて静まった海を、日本武尊一行の軍船が水の上を走るように渡ったことからついたといわれています。
所在地 | 神奈川県横須賀市走水2-12-5 |
電話番号 | 046-844-4122 |
弟橘比売命のスピリチュアルメッセージ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事が弟橘比売命を理解するお役に少しでも立てば幸いです!