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式神(しきがみ/しきじん)について知ろう。陰陽師の呪術で、最も謎に満ちた式神とは?

目次

有名な式神

広く名を知られている式神をご紹介していきます。

 安倍晴明の式神、十二天将(十二神将)

陰陽師のこの召喚魔法とも言える術は、あらゆる思想の習合・完成形とも言え、陰陽道の大家として知られる安倍晴明の式神、十二天将(十二神将)はとても有名です(仏教の十二神将とは別のものです)。
中国の占術・六壬神課(りくじんしんか)における、時刻と干支・天文を組み合わせたものの象徴として十二天将は考えられています。六壬神課は「式盤」とよばれる道具を用いて占いますが、この式盤に十二天将が記されています。

十二天将 呼び名や方角

騰蛇(とうだ)羽の生えた蛇。炎に包まれている。南東
朱雀(すざく)南の守護神。炎をまとった霊鳥。
六合(りくごう)平和・調和を司る。
勾陳(こうちん)金色の蛇。京の中心を守護する。南東
青龍(せいりゅう)東の守護神。長い舌をもつ龍。北東
貴人(きじん)十二天将の主神。天一神(てんいちじん)、天乙(てんおつ)とも。北東
天后(てんこう)航海の水神。 媽祖(まそ)とも。北西
大陰(だいおん)知恵に長けており、実際は老婆だが少女の姿を好む。西
玄武(げんぶ)北の守護神。亀に蛇がまきついた姿、または尻尾が蛇である亀の姿とされる。
大裳(たいも)天帝に仕える士官。善の神。南西
白虎(びゃっこ)西の守護神。身長のある白いトラ。南西
天空(てんくう)霧・黄砂を呼ぶ。不実や欺瞞を象徴。北西

前鬼・後鬼(ぜんき・ごき)

修験道の開祖・役小角(えんのおづの)が使役したといわれる夫婦の鬼の式神(前鬼が夫、後鬼が妻)。人間に災いをもたらしていた前鬼と後鬼ですが、役小角の活躍によって改心し従者となります。
前鬼はのちに大天狗になったと伝えられています。

犬神

犬神とは犬の憑き物(=犬の霊)です。管狐と同じく、式神として使役されることもありました。
偵察や伝言など術者の手伝いをすることもあれば、相手に憑くこともありました。犬神に憑かれた相手は、感情が不安定になったり全身に痛みが走ったり、ときには犬の鳴き声を発したりすることもあったようです。

一説では弘法大使・空海が猪退治の際に犬神の護符を用いたとも言われています。

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天照大御神

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