猿田彦の物語
猿田彦は、日本神話が描かれていることでも有名な「古事記」の物語に登場します。
古事記では、アマテラスオオミカミの孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)という神様が天孫降臨で地上に降り立ちます。その際、ニニギノミコトを先導して道案内をしてくれた神様が猿田彦とされています。
保存邇邇芸命(ニニギノミコト)とは?天孫降臨の神の物語やご利益、神社を解説投稿者:アマテラスチャンネル
アマテラスオオミカミがニニギノミコトを地上に向かわせる時、他の神から、「地上にギラギラと光る目を持った恐ろしい神が天をじっと見つめている」という報告がありました。
調査に向かった神は恐れて調べられずにいましたが、天宇受売命(アメノウズメノミコト)という勇気のある女神が名前を問うと、「私は猿田彦、ニニギノミコトが地上に降りると聴いて、ここで案内してさしあげようとまっているのだ」と答えました。
アマテラスオオミカミはそれをきいて喜び、猿田彦はニニギノミコトを高千穂の地に導き、しっかりと地上を案内したということです。
猿田彦がみちびきの神様やみちひらきの神様と呼ばれているのは、このエピソードが由来になっているそうです。
猿田彦と天宇受売命(アメノウズメノミコト)
猿田彦が祀られている神社として有名な猿田彦神社の中には、佐留女神社(さるめじんじゃ)という神社があります。ここに祀られているのは、アメノウズメノミコトです。
アメノウズメノミコトは、前述したように、アマテラスオオミカミの使いで猿田彦を調べるために地上に降りた女神ですが、このときの出会いによって猿田彦と結婚します。
また、アメノウズメノミコトはアマテラスオオミカミが天岩戸に隠れたとき、裸でお神楽を踊って、世界に呼び戻した神でもあります。神楽をまって世界に光を取り戻したことから、芸能のご利益があるとされ、芸能人がよくお参りに来ると言われています。
ちなみに、佐留女神社の「佐留女」というのは、猿田彦と結婚して改名したアメノウズメノミコトのことです。アメノウズメノミコトは結婚して名前を変えた最初の神であるということから、佐留女神社は縁結びの効果があるとも伝えられています。
猿田彦のご利益
様々な逸話が語られる猿田彦は、以下のようなご利益があります。
- 交通安全
- 厄除開運
- 商売繁盛
- 出世開運
- 学業成就
- 合格成就
- 恋愛成就、縁結び
猿田彦を信仰する神社
猿田彦は、全国の猿田彦神社で祀られていますが、その他にも猿田彦を祀る神社はあります。
ここでは、猿田彦神社を含めて、猿田彦を信仰する神社を3つ紹介します。


